「ルパン三世」新作映画「不死身の血族」に島本須美、高山みなみ、小堀幸が出演 過去作の声優陣が結集
2025年7月7日 16:00

公開中の劇場アニメ「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」に、島本須美、高山みなみ、小堀幸が出演していることがわかった。
島本、高山、小堀の3人は、歴代の「ルパン三世」映画にも出演しており、島本が「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)でクラリス役、高山が「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」(96)でオーリエンダー役、小堀が「LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門」(2017)でサリファ役を担当した。さらに、ルパン三世役・栗田貫一の実の娘、ゆりあも今作に出演。ゆりあは、13年に金曜ロードショーで放送されたテレビスペシャル24作目「princess of the breeze ~隠された空中都市~」に、当時2歳で子ども役として出演していた。

シリーズ過去作を彩ってきた声優陣が今作で演じるのは“サリファガールズ”。物語の終盤、謎の島の奥深くへと足を踏み入れた峰不二子の前に、島の支配者ムオムに仕えるミステリアスな少女・サリファが、複製されたクローンのように何人も並び立つ場面があるが、複数のサリファの声を島本、高山、小堀、ゆりあが担当している。エンドロールで声優陣の名前が流れ、驚きの声があがった劇場もあったという。
2Dで描かれる劇場版「ルパン三世」シリーズとしては、約30年ぶりの完全新作となる今作は、世界地図に載っていない謎の島に隠されたお宝を狙うルパン一味が、不老不死を掲げる島の支配者ムオムを前に、過去と誇り、そして盗人としての矜持を賭けた知略の戦いに挑む。ムオムを操っていた黒幕が、78年公開の「ルパン三世 ルパンVS複製人間」に登場した、不老不死の神を自称する怪人・マモーであることが明かされている。
島本、高山、小堀のコメントは以下の通り。

とっても嬉しかったです。一番最初に出演させていただいたのは『ルパン三世〜カリオストロの城』で、私自身声優一年目の作品でした。現在まだ声優というお仕事をさせていただけるのは、この作品、そして宮崎駿監督との出会いがあったからだと思っています。
シリーズでの出演は『さらば愛しきルパンよ』の時の一度だけ。今のキャスト声優さんとの共演は、今回初めてなので初心に帰ったような気持ちになりました。」

最新作、おめでとうございます。参加させていただけて、とっても嬉しかったです。ご縁に感謝しております。台本を読みながら、「あ、わかったかも!」と、ニヤリとしちゃいました。スリリングなアクションはもちろん、ミステリー要素も楽しめます。完成品を早くスクリーンで観たいです。
子供の頃、初めて触れた「大人のアニメ」がルパン三世でした。劇場版「DEAD OR ALIVE」に参加させていただいたのですが、あれからもう30年なんですね。収録の時に、栗田さんがルパンのお声で発声練習をされていたのがとても印象的でした。今作を観た子供たちが大人になるまで、続いてほしい!不死身の作品です。

再びサリファちゃんに出会う機会を頂けて光栄です。前作での初登場時はミステリアスな女の子でしたが、今作の台本を読み込むにつれ「そういうことだったんだ…!!」と物語にぐんぐん惹き込まれ、万感の思いをセリフに込めさせて頂きました。チーム毎の収録だったのですが、マイク前に立つお嬢様に寄り添ってアドバイスをされる栗田さんのお姿や、先輩方やスタッフの皆さまの温かい眼差しが印象的な現場でした。
物心ついた頃にはルパンや五ェ門に憧れていました!LUPIN THE ⅢRDシリーズの世界観ではハードボイルドなかっこよさが更に強調されていて、表情や仕草一つひとつに思いっきり痺れます…!!圧巻の映像と音楽、息を呑むやり取りを、ぜひ何度でも劇場でご覧くださいませ。
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