松本若菜、「ジュラシック・ワールド」新章主人公の吹き替え声優に「身が引き締まる」
2025年7月1日 16:30

「ジュラシック」シリーズの新章となる「ジュラシック・ワールド 復活の大地」の始動イベントが7月1日、都内で行われ、スカーレット・ヨハンソンが息吹を注いだゾーラ・ベネット役の松本若菜、ジョナサン・ベイリー扮するヘンリー・ルーミス役の岩田剛典(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、ルナ・ブレイズが担ったテレサ・デルガド役の吉川愛、マハーシャラ・アリ演じるダンカン・キンケイド役の楠大典ら日本語吹き替え版キャストが勢ぞろいした。
前作から5年後の世界を舞台とした本作は、初代「ジュラシック・パーク」の極秘研究施設が存在した禁断の島が舞台。そこはかつてパークの所有者が極秘の実験を行い、“最悪の種”と言われる20数種の恐竜が生き残った、地球上で最も危険な場所だったが、心臓病に奇跡的な治療効果をもたらす新薬の開発に不可欠な、陸・海・空の3大恐竜が存在していた。熟練の特殊工作員ゾーラ・ベネットは、信頼する傭兵のダンカン・キンケイド、古生物学者のヘンリー・ルーミス博士らとともに、3大恐竜のDNAを確保するべく、任務遂行のために歩みを進めていくが……。

主人公ゾーラ・ベネットの吹き替えを担当する松本は、「『ジュラシック』シリーズって知らない人はいないんじゃないかというくらいの超大作なので。お話をうかがった時は『え、私が? どういうこと?』みたいな。最初はすぐに理解できなかったんですけど、でもすぐに理解しました。この作品の吹き替えを、しかも新章の吹き替えをさせていただけるということは、心から嬉しかったですし、身の引き締まる思いでした」と述懐する。

一方、「(「ジュラシック・ワールド」のサントラ)曲を聴いただけであがります」とワクワクした表情を見せる岩田も、「松本さんもおっしゃったように、夢のような思い。こんな話が来るなんて夢にも思わなかったので、すごく嬉しかったです。幼い頃から見てきたシリーズだから、何度も言いますけど本当に夢のような経験をさせていただいてるなと感じます。ただ実際にブースに入ってからはやっぱり難しいなということを実感しましたが、この世界の中に自分もいさせていただけることが、とてもありがたい経験でした」と感激の面持ちだ。

1993年の「ジュラシック・パーク」から30年以上の歴史を誇る「ジュラシック」シリーズ。松本は「わたしが『ジュラシック・パーク』をはじめて観たのが小学生の時。当時、CGというのはなんとなく分かっていたんですけど、最新の技術ってこんなにすごいのかと。画面に恐竜が現れた時に、そこに生きてると本当に思って。だからそういった当時のワクワクとか高揚感が思い出されます」と語った。
「劇場には行ってました」という岩田も、「『ジュラシック・ワールド』で、球体型の乗り物(ジャイロスフィア)に入っている時に追いかけられていたのがワクワクさせられたというか。それが今までに無い演出で、とにかく圧倒される内容だったなと思いました」。今回のオファーに、三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーからは「恐竜役?」「叫び声だけでやるのか?」と言われたとのことで、「人間役で良かったですよ」と笑っていた。
そんな中、ベテランの楠は、「どの作品も同じですが、吹き替えは向こうの方が演じているので、そこからはみださないように。もしその人が日本語をしゃべったら、どうなるかということは意識しています」と吹き替えの心構えを伝授。松本たちは「勉強になりますね」「本当に尊敬です」と口々に感心した様子を見せた。
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