藤原竜也&深作健太が登壇! さよなら丸の内TOEIプロジェクトで問題作「バトル・ロワイアル」を上映!!【7月のスケジュールも】
2025年6月21日 12:00

7月27日に65年の歴史に幕を下ろす「丸の内TOEI」のグランドフィナーレプロジェクト「さよなら 丸の内TOEI」の一環として、7月15日に故深作欣二監督の問題作「バトル・ロワイアル」を上映。同作主演の藤原竜也と深作監督の息子で、本作の脚本を手掛けた深作健太が舞台挨拶を行うことが決定した。併せて7月の特集上映スケジュールが発表された。

本作は、中学生が殺し合うというセンセーショナルな内容で物議をかもした高見広春の同名小説を、「仁義なき戦い」の巨匠・深作欣二が映画化した青春バイオレンスアクション。その内容の過激さから、少年犯罪の助長や青少年への悪影響が危惧され、国会議員による上映規制運動が展開されたり、国会で当時の文部大臣にこの映画に対する政府の見解が問われたりするなど、社会現象化した。だが、問題がマスコミによって取り沙汰されたことで却って世間の関心を集め、興行収入31億円超の大ヒットを記録している。
また、国内だけでなく海外でも高く評価され、クエンティン・タランティーノも作品のファンを公言。21世紀以降の世界のポップカルチャーに影響を及ぼし、特にいわゆる「デスゲーム」ジャンルの草分け的な作品となっている。
そんな日本映画史上唯一無二の問題作の上映に際し、主人公の七原秋也役を演じた藤原と脚本の深作健太の登壇が実現。1999年の秋から始まった生徒役の大規模なオーディションを勝ち抜き主役の座を掴んだ藤原は、本作で第24回日本アカデミー賞優秀主演男優賞と新人俳優賞の2冠を獲得。第43回ブルーリボン賞でも新人賞を獲得し、高く評価された。
藤原は故深作欣二監督からもその才能を認められ、大ヒットを受けて制作された続編「バトル・ロワイアルII 鎮魂歌(レクイエム)」(監督:深作欣二・深作健太)でも共に仕事をしており、撮影当時を振り返り、巨匠への思いも織り交ぜながらの貴重なトークが聞けそうだ。
舞台挨拶の概要と7月の上映スケジュールは、以下のとおり。
劇場窓口:6月29日(日)劇場オープン時より。
※公式サイトで完売した場合、窓口での販売はなし。

関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

これ絶対に観ると決めてます
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なんだこれ!?!? ディカプリオが異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画