マイケル・B・ジョーダンが一人二役で双子の兄弟を熱演 監督&キャストが絶賛する「罪人たち」特別映像
2025年6月11日 07:00

「ブラックパンサー」「クリード」シリーズなどで知られるライアン・クーグラーが監督、マイケル・B・ジョーダンが主演を務める「罪人たち」の特別映像が披露された。ジョーダンが一人二役で演じた双子の兄弟にフィーチャーしている。
特別映像は、ジョーダン演じる双子の兄スモークが、かつての恋人アニーの家で「信じられない死にざまを見てきた」と言う、衝撃の本編シーンで幕を開ける。間髪入れずにクーグラー監督が登場し、本作は「双子の兄弟を主人公にした全てのジャンルを超えた作品」だと力強く語る。

映画の舞台は、1932年のアメリカ南部、ブルース発祥の地とされるミシシッピ・デルタ。暗黒街シカゴで大金を稼いだ兄弟は、かつての故郷で一攫千金の夢を賭けた商売を計画する。それは、当時禁じられていた酒や音楽をふるまう、この世の欲望を詰め込んだようなダンスホールだった。映像は開店に向けて二手に分かれて準備を進める兄弟が「気をつけろよ」とハグを交わす場面へとつながっていく。
双子の兄弟を演じ分けたジョーダンは、兄のスモークは「重荷を抱えたような口数の少ない男」、弟のスタックは「軽快な男で、つらい時でも笑顔で動き回っている」と説明する。
シーンごとに兄と弟のキャラクターを演じることになったジョーダンにとって、同じ場面を最低でも2回撮影するタフな現場が続き、「スモークとスタックを演じ分けるのは信じられないような経験」となった。

クーグラー監督も「一緒に崖からダイブするようなリスクを伴う撮影でした。マイケルがこの二役を40~50回も同じ日に演じられるか、まるで実験のようでした」と続け、驚くべき集中力と強靱な精神力、そして体力が要求される二人の主人公は「マイケルにしかできない役」だと断言する。
ジョーダンに双子の兄弟が本当にいるかのような撮影を担った視覚効果チームは、同じシーンでそれぞれの役を撮影し合成する古くから使われてきた手法と、別の俳優の頭部をデジタル技術で合成する手法を採用。さらに10台のカメラで頭部を360度キャプチャできる肩掛け式のデバイスを開発し、双子の片方を演じた後に、デバイスを装着してもう片方を演じてもらい、そのデータをもとに制作したジョーダンの頭部の3DCGを代役の頭と入れ替えたことで実現に至った。
特別映像にはそのほか、スモークの恋人アニー役のウンミ・モサク、スタックの元恋人メアリーを演じたヘイリー・スタインフェルド、クーグラー監督に見出された新星マイルズ・ケイトンも登場している。
「罪人たち」は、6月20日から公開。
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