髙橋海人、長澤まさみ主演「おーい、応為」で時代劇初挑戦 酒と女性を愛する絵師役で絵の腕前も発揮
2025年6月3日 07:00

髙橋海人(「King & Prince」)が、長澤まさみが主演する「おーい、応為」に出演することわかった。葛飾北斎の門下生で、美人画を描く渓斎英泉(善次郎)を演じる。
監督・脚本を手掛けたのは、「日日是好日」「星の子」などで人間の奥行きを繊細に描いてきた大森立嗣。長澤とは「MOTHER マザー」以来の再タッグとなる。北斎の弟子で娘でもある葛飾応為を長澤が演じ、北斎役を永瀬正敏が務める。

「美人画では父を凌ぐ」と言われた才を持ち、北斎の右腕として、数少ない女性の絵師として、人生を描きぬいた応為。夫と喧嘩し離縁、北斎のもとに出戻ったお栄(のちの応為)は、すでに有名な絵師だったがより高みを目指し、絵のことしか頭にない父・北斎と再び暮らし始める。
絵筆を握る父の背中を見つめながら、お栄もいつしか絵を描き始め、絵師として生きる覚悟を決めたお栄に北斎は「葛飾応為」の名前を送る。それは、いつも北斎が「おーい、飯! おーい、筆!」と、何かにつけて、お栄に用を頼むことから付けられた、師匠から弟子へ、父から娘へと渡された名前だった。
髙橋が演じるのは、応為、北斎と同じ時代に生き、美人画を得意とする実在の絵師・渓斎英泉(けいさい・えいせん)。「King & Prince」のメンバーとして活動し、ドラマ「だが、情熱はある」や映画「Dr.コトー診療所」などで俳優としても活躍する髙橋が、本作で時代劇に初挑戦する。
英泉(善次郎)は、北斎の門下生であり、応為とは気心しれた友で兄弟のような同志。若くして両親を亡くし、家族を養うために職業として絵師を生業にする人気絵師でありながら、酒と女性を愛する一面もあるという役どころだ。軽薄な江戸の男を装いながらも、応為と北斎の才能と唯一無二の絆を間近で見続けた善次郎を、色気たっぷりかつ冷静に世の中を見るクールな男性として魅力的に演じる。
大森監督の映画に初参加する髙橋は、「(大森監督の映画は)生々しさがどの作品にもあって、美しさやパンクさがあるのがかっこいいなと思っていた」と話し、「時代劇に出演できるということを聞いて、すごい、やった!と思い、さらに監督のお名前を聞いて、自分がご一緒したかった監督だったので、嬉しかったのを覚えている」と振り返る。
絵を描くことが趣味で、アート全般への関心の高い髙橋は、これまでにテレビの冠バラエティ番組で様々なアート作品を披露してきた。本作には当初、絵を描くシーンはなかったものの、絵が描けることを知った監督がシーンを追加。撮影前に江戸時代の絵師らしく、“筆”での絵を描く練習をして本作に挑み、劇中でその腕前を遺憾なく発揮している。
髙橋は応為役の長澤について、「自分が今回課題として、映っている自分を気にせず自然に会話の演技ができるように思っていたのですが、長澤さんが自然に引き出してくださって。ひっぱっていただいて、すごく頼りにさせていただきました」と感謝。
北斎役の永瀬との共演についても「永瀬さんはとてもストイックな方。監督と細かいところまで話し合われているのを見ると、自分ももっともっとやらなければと奮い立たされました。3人の関係性は撮影をしているときもしていない時も、とても居心地が良かったです」と語り、念願叶った初時代劇出演で苦労はあったものの、「学びのある期間で、毎日新鮮で気合の入る撮影でした」と振り返った。
「おーい、応為」は10月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほかで全国ロードショー。髙橋のコメント全文は以下の通り。
撮影期間は、時代劇ならではの所作など学びが多く、毎日新鮮な1か月でした。
長澤さんが引っ張ってくださり、永瀬さんが優しくしゃべりやすい空間を作ってくださり、撮影中も撮影外も3人の関係性をとても居心地よくしてくださいました。
周りの環境に惑わされず、絵を描いていきていくお栄(応為)と北斎、そしてその二人に翻弄されながらもそばにいる善次郎の関係性もお楽しみください。
(C)2025「おーい、応為」製作委員会
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