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石橋静河、朝ドラのヒロインに決定!「ブラッサム」26年秋放送 モデルは作家・宇野千代

2025年5月29日 14:45

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朝ドラに主演する石橋静河
朝ドラに主演する石橋静河

石橋静河が、2026年度後期・NHK連続テレビ小説「ブラッサム」の主演を務めることがわかった。朝ドラへの出演は「半分、青い。」(18)以来、2回目となる。5月29日にNHK大阪で行われた会見で発表された。

第115作となる本作は、作家・宇野千代(1897~1996)さんをモデルとした物語。原作はなく、宇野さんをモデルに大胆に再構成し、登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描く。脚本は、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」やドラマ「マイホームヒーロー」などを手掛けた櫻井剛が執筆する。

櫻井剛
櫻井剛

タイトルの「ブラッサム」は開花を意味し、「咲き誇れ」という思いが込められ、主人公の葉野珠(はの・たま)が自分を肯定し、奮い立たせる言葉。桜(チェリー・ブラッサム)は宇野さんのトレードマークでもある。

山口県の岩国に生まれた宇野さんは、23歳で懸賞小説に応募して当選。作家としてデビューする。上京して作家として活躍しながら、1936年にファッション雑誌「スタイル」を創刊。エッセイやコラムなど人気を博すも、戦争の激化とともに廃刊を余儀なくされる。終戦後、「スタイル」を復活させ、さらに着物のデザインや販売も始めた。1957年に代表作である「おはん」が野間文芸賞を受賞。85歳で自伝的小説「生きて行く私」を刊行し、100万部を超えるベストセラーとなった。

石橋が演じるのは、主人公・葉野珠(はの・たま)。明治30年に山口県の岩国に生まれた珠は、2歳の時に実母を亡くし、父と後妻である継母によって育てられた。女学校を卒業後、代用教員として働き始めるも解雇され、故郷の岩国を追われることになる。親戚を頼って上京したことで、珠は幼き日の夢を強く意識し、小説の懸賞応募から、作家の道を切り開く。しかし、世の中は価値観が大きく揺れ動く時代。大正から昭和にかけて、関東大震災と戦争、結婚と離婚、倒産そして借金と、珠はさまざまな困難にのみ込まれながらも、作家として生きることに向き合う。

2015年に俳優デビューした石橋は、17年に初主演作「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」でブルーリボン賞ほか多数の新人賞受賞。以降、ドラマ「東京ラブストーリー」「大豆田とわ子と三人の元夫」、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などの話題作に出演し、近年では舞台や映画などで幅広く活躍。24年放送のNHKドラマ10「燕は戻ってこない」では、生活苦から代理出産を引き受ける主人公を演じ、「東京ドラマアウォード2024」で主演女優賞を受賞した。

NHK連続テレビ小説「ブラッサム」は26年秋に放送開始。石橋、作者の櫻井氏と制作統括を務める村山峻平氏のコメントは以下の通り。


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石橋静河(主人公・葉野珠役)】
このたび『ブラッサム』の主人公、葉野珠(はの・たま)を演じさせていただくことになりました。
声をかけていただいたときはびっくりして、「晴天の霹靂(へきれき)とはこのことか!」と思いました。いまだにびっくりしています。
宇野千代さんは本当にたくさんのエッセイや小説を残されている方で、読み切れないぐらいの量があるんですが、いろんな本を読んでいくうちに「なんて素敵な方なんだ!」と思うようになりました。
こんな素敵な方をこれから1年以上、長い時間をかけて、キャスト・スタッフの方と掘り下げていけるのかと思うと、とてもうれしいです。
先日読んだ本にあった秘書の方の言葉ですが、宇野さんに毎朝「きょうの調子はいかがですか」と聞くと、「最高です!」と答えていたそうです。私もまずはそこから、毎朝起きたら「最高です!」と言おうかなと思っています。
朝、全国の皆さんが、テレビを見て「きょうもいいもの見たな、よし!」と思ってもらえる作品にしたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします
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【作者:櫻井剛
くれぐれも『ブラッサム』です。ブ『ロ』ッサムではなく、『ラ』です『ラ』。さぁ声に出してみましょう。『ブラッサム』…ほら、花咲く感じがしませんか? 作家・宇野千代さんは、小説家、着物デザイナ ー、雑誌の編集と、さまざまな花を咲かせた人物。宇野さんをモデルにした本作の主人公・葉野珠もまた、たくさん書いて書いて働いて、そして華やかに恋もして、色とりどりの花を咲かせてくれると思います。
人生の喜びも痛みも、その全部を養分にして珠がどんな花を咲かせるのか、みなさん是非お楽しみにして下さい。

【制作統括:村山峻平
世の中では「人生100年時代」と言われています。受け止めは人それぞれですが、正直、途方もなくて大変そうだなと感じていたところ、宇野千代さんの本と出会いました。明治、大正、昭和、平成を駆け抜け、98歳までご健在であった宇野さん。
どんなにつらく苦しいことがあっても「生きること」を選択してきた、およそ100年の生き様に心を動かされました。同時に、目の前にある一日の大切さにも気づかされました。一日を迎える自分の心や気分、そして相手にかける言葉や表情次第で、その日がたのしいものに変わりうる。そんな一日をちょっとずつ積み重ねていくことが、愉快で幸せに思える人生につながる、のだと。
『ブラッサム』の作者の櫻井剛さんは、夜ドラ『あなたのブツが、ここに』でご一緒しました。日常の人々の息づかいを優しい目線でありながらも鋭く切り取る櫻井さんだからこそ、主人公・珠の生きる激動の時代に新しい光を当てられるのではないかと思い、お願いしました。主演の石橋静河さんは、自然体でありながら、その独特の雰囲気と「まなざし」が印象的で目が離せず、主人公・珠として生きる石橋さんを見たいと思い、オファーしました。
珠が生きる一日一日は目まぐるしく、時に苦しみや悲しみに襲われることもありますが、戸惑い悩みながらも、愉快に痛快に前に突き進んでいく珠の姿によって、見ている皆さんの一日一日に、ぱっと花を咲かせるようなドラマを半年間お届けできればと思っています。

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