キャリー・マリガン、グレタ・ガーウィグ監督版「ナルニア国物語」に出演交渉中
2025年5月26日 11:00

アカデミー賞3度のノミネート経験を持つキャリー・マリガンが、グレタ・ガーウィグ監督によるNetflix製作の「ナルニア国物語」の新作映画に重要な役で出演交渉中であることが明らかになった。C.S.ルイスの世界的ファンタジー小説シリーズの前日譚となる本作で、マリガンは主人公の少年ディゴリーの重病に苦しむ母親役を演じる見込みだと、複数の米メディアが報じている。
今回映画化されるのは「ナルニア国物語」シリーズの「魔術師のおい」(The Magician's Nephew)。この作品はルイスが6番目に執筆したものの、物語の時系列では最初の出来事を描いており、ナルニア世界の創世記を描いた前日譚となる。これまでディズニーにより「ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女」(2006)から始まる3部作が映像化されていたが、「魔術師のおい」は初めて映像化される。
物語は、魔術師アンドルーが作った魔法の指輪によって少年ディゴリーと少女ポリーが異世界へ旅立つところから始まる。彼らは「世界と世界の間の林」を通じて、滅びた世界チャーンの最後の女王ジェイディスと遭遇し、誤って現実世界のロンドンへ連れ帰ってしまう。その後、女王を元の世界に戻そうとした際に別の世界に迷い込み、ライオンのアスランによるナルニア創造の瞬間に立ち会うという壮大な冒険が展開される。
豪華出演陣も注目の的だ。すでに発表されているキャストには、「007」シリーズで知られるダニエル・クレイグがディゴリーの叔父で魔法を操るアンドルー役、「ゲーム・オブ・スローンズ」のエマ・マッキーがチャーンの最後の女王ジェイディス(後の白の魔女)役、そして名女優メリル・ストリープがナルニアの創造主である賢明なライオン・アスランの声を担当することが決まっている。現在、物語の中心となる若い主役の少年ディゴリーと少女ポリー役のキャスティングが進行中だという。
1985年ロンドン生まれのマリガンは、2005年「プライドと偏見」で映画デビューを飾った実力派女優だ。「17歳の肖像」(09)で英国アカデミー賞主演女優賞を受賞して以降、「華麗なるギャツビー」(13)、「プロミシング・ヤング・ウーマン」(20)、「マエストロ その音楽と愛と」(23)など話題作に出演。直近では「Saltburn」(23)や「スペースマン」(24)でも高い演技力を見せている。
本作はマーク・ゴードン、エイミー・パスカル、ヴィンセント・シーバーらが製作を担当。今年7月に撮影開始予定で、ガーウィグ監督の強い意向により、26年の感謝祭シーズンにIMAX劇場で2週間限定公開後、Netflixでの配信が予定されている。
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