ベトナム戦争時代の若き日を描く「ランボー」前日譚が今年クランクイン
2025年5月20日 18:00
(C)2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.伝説的アクションヒーロー「ランボー」の誕生秘話を描く前日譚「ジョン・ランボー(原題)」が、今年10月にタイでの撮影開始を予定していることが米Deadlineの報道で明らかになった。北欧発の話題作「SISU シス 不死身の男」で国際的評価を得たヤルマリ・ヘランダー監督が、「エクスペンダブルズ」シリーズで知られるミレニアム・メディアと組んで製作に挑む。
新作は、シリーズのルーツであるベトナム戦争時代に焦点を当て、若きジョン・ランボーの姿を描く構想だという。脚本は昨今のDC映画「ブラックアダム」を手がけたローリー・ヘインズとソフラブ・ノシルバンが担当。ヘランダー監督は「11歳の頃からのランボーファン」と自身を語り、「自分のランボー映画を実際に作れるなんて、現実感がありません。最高のアクションヒーローをスクリーンに戻すのが待ちきれません」と情熱を示している。
「ランボー」シリーズは、デビッド・マレルの小説「一人だけの軍隊」を原作に1982年に映画化。シルベスター・スタローン演じる元グリーンベレーのベトナム帰還兵が、小さな町の保安官との対立から山中で孤独な戦いを繰り広げる姿を描き、世界的ヒットとなった。「ランボー 怒りの脱出」(1985年)を始めとする続編を含め、これまでの5作品で世界興行収入8億ドル以上という記録的な成功を収めている。最新作「ランボー ラスト・ブラッド」(2019年)も9200万ドルを記録した。
今作でシリーズ象徴であるスタローンがどのように関わるのか、あるいは若きランボー役を誰が演じるのかなど、キャスティングの詳細はまだ明らかにされていない。
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