二宮和也&小松菜奈「8番出口」引っさげカンヌ初上陸! 公式上映を目前に控え熱い思いを語る
2025年5月19日 13:00

川村元気監督が大ヒットゲームを実写映画化した「8番出口」主演の二宮和也と共演の小松菜奈が、5月13日から開催中の第78回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ミッドナイト・スクリーニング部門」でのワールドプレミア参加のため、カンヌを初訪問。19日深夜(現地時間)に迫った公式上映を目前に控え、カンヌの街を巡り、作品への思いを語った。
2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏がたったひとりで制作し、全世界累計170万ダウンロードを突破、瞬く間に社会現象となった「8番出口」。よくある地下鉄の駅を舞台に、無限にループする地下通路に閉じ込められたプレイヤーが様々な“異変”に恐怖しながら「8番出口」を目指す姿を描く。

「ミッドナイト・スクリーニング」部門は映画祭期間中、深夜に特別上映される映画枠で、ジャンルを問わず、大胆で独創的で、常識を覆す作品が選出される映画祭の公式セレクションのひとつ。これまでに「新感染 ファイナル・エクスプレス」や、日本でのスマッシュヒットも記憶に新しい「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」などを輩出してきた注目の部門だ。
既に映画祭一色に染まった街に降り立った二宮と小松は、初参加となったカンヌについて「今回のような機会がないとなかなか来られない場所なので楽しみたいと思いますし、初めて完成した映画を観てもらう場に立ち会えるのは作った人間として嬉しいです」(二宮)、「カンヌ国際映画祭のポスターが街中に貼ってあり、盛り上がっているのを感じました。レッドカーペットのある会場まで行ってみたのですが、まだまだここを歩く実感が湧かなくて…昨日はなかなか寝付けなかったです」(小松)と素直な心境を明かし、カンヌの名所巡りに出発した。

まずは、旧市街として知られる歴史的なル・シュケ地区へ。石畳の階段を上っていくと、丘の上に教会や中世の城があり、カンヌの街全体が見渡せる有名な写真映えスポットとして知られているが、「味のある建物がたくさんあり、おしゃれな雰囲気。“カンヌに来た”って実感します」(二宮)、「街の色合いが淡くて素敵ですよね」(小松)と、束の間の観光を楽しんだ2人。途中、本作に登場する“歩く男(河内大和)”のアクリルスタンドを持ち、記念撮影する場面も。カンヌが一望できる広場まで到着すると、美しい景色を前に、思わず「お~!」と、感動の声。「あそこが今夜行く会場だね」と、映画祭のメイン劇場を指さしながら話すなど、存分にカンヌの景色を堪能した。


次に訪れたのは、クロワゼット通りから美しい湾を見渡せるエリア。海沿いを歩きながら、「8番出口」が日本公開を前にフランスをはじめ既に20以上の国と地域で公開が決定し、海外セールスの盛り上がりをみせている点について心境を明かした。「嬉しい以上に驚き。公開前でどのような映画かわからない状態にも関わらず興味をもってもらえるのはすごいこと。なかなかこういう場所で上映される機会はないので、多くの方に観て気に入っていただけたら嬉しいです」(二宮)、「物語の展開が読めないですし、登場人物はたったの5人、全員役名なしなんて、おもしろい題材ですよね」(小松)。
街巡りを終えて、映画祭会場の近くにやってきた2人は、最後に公式上映への意気込みを問われ、「『ミッドナイト・スクリーニング部門』は、他の部門に比べてお祭り感が強いので、変にかしこまらず、観客のみなさんと盛り上がりたいですし、それができるポテンシャルをもつ作品だと思うので、その雰囲気が伝わればいいなと思います」(二宮)、「初めてのカンヌ国際映画祭なので、レッドカーペットはどのような景色が広がるのかなとか、観客のみなさんの反応とか楽しみです。なにより、監督やキャスト、スタッフの方々と一緒にカンヌの地に来れたことが嬉しいです。みんなで映画祭を楽しみたいです」(小松)と、公式上映への期待を膨らませた。
「8番出口」は、8月29日公開。
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