アントニオ・バンデラス、キャリア42年で1人6役に初挑戦! キャストたちの“パディントン愛”がこめられた特別映像
2025年5月17日 14:00

大ヒット映画シリーズ最新作「パディントン 消えた黄金郷の秘密」(公開中)のメイキング&インタビュー映像を、映画.comが独占入手。映像では、アントニオ・バンデラスが初挑戦した1人6役の裏側や、オリビア・コールマンらキャスト陣の“パディントン愛”が垣間見える。
ロンドンで暮らすクマのパディントンのもとに、故郷から一通の手紙が届く。ペルーの“老グマホーム”で暮らす育ての親・ルーシーおばさんの元気がないという。そこでパディントンは、ブラウン一家とペルーへ家族旅行に出るが、おばさんは眼鏡と腕輪を残して失踪していた。一行はおばさんを探すため、残された地図を手がかりに、インカの黄金郷があるというジャングルの奥地へと冒険の旅に出るが、都会暮らしで野生の勘を失ったパディントンは大ピンチに陥る。

特別映像には、ブラウン一家をはじめとするおなじみのメンバーはもちろん、本作から新たに加わった豪華キャスト陣や製作スタッフのインタビュー、さらにペルーで繰り広げられる冒険の舞台裏をとらえたメイキングが収録されている。
7年ぶりの続編となる本作では、舞台をロンドンからペルーへと移し、これまで描かれなかったパディントンのルーツに迫る壮大な物語が展開。スケールアップした冒険、そして感動のドラマが見どころであり、ヒュー・ボネビル(ブラウン一家の父・ブラウンさん役)は、「想像できなかったが、台本を見て笑ったよ」と、笑みを浮かべる。マデリン・ハリス(長女・ジュディ役)は、「戻ってこられて本当にうれしい。自分の家みたいよ」と、再び“家族”とともに、パディントンの世界に戻れたことへの喜びをにじませた。

そして、シリーズ恒例の新キャラクターとして登場するのは、アカデミー賞ノミネート・受賞を誇るふたりの名優――「ペイン・アンド・グローリー」「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」などで知られるバンデラスと、「女王陛下のお気に入り」「ファーザー」のコールマンだ。
バンデラスが演じるのは、魅力的で勇ましい冒険ボートの船長・ハンター。「彼には娘のために生きる姿と、黄金郷を探す強欲さがある」と、自身が演じたキャラクターの複雑な内面を語っている。さらに、キャリア42年にして初めて、1人6役に挑み、ハンターの祖先たちを個性豊かに演じ分けた。一方、コールマンは、親切ながらどこか怪しげな老グマホームの院長・クラリッサ役。「ブラウン一家と共演できてすごく興奮したわ」といい、撮影を心から楽しんだ様子が、メイキング映像の随所に映し出されている。
製作の舞台裏では、美術・衣装チームによる徹底したリサーチとこだわりが光る。美術デザイナーのアンディ・ケリーは、「実際にペルーに足を運んで、小道具や衣装用の布地を持ち帰ったよ」といい、衣装デザイナーのシャーロット・ウォルターは、「衣装にはペルーの色味を取り入れたかった。そして、現地で手作りされた素晴らしい工芸品の数々も」と振り返る。なかでも、100人以上のペルーの人々を集めて再現された市場のシーンは圧巻で、スクリーンからペルーの空気や熱気が伝わってくるようなリアルな世界観が作り上げられている。

映像の最後には、ドゥーガル・ウィルソン監督が、「パディントンの人柄で、これからも観客に笑顔を届けたい」と話し、次の冒険を示唆するようなひと幕も。ジュリー・ウォルターズ(バードさん役)は、「彼の起こすトラブルが大好き。パディントンの純粋さと、飾らない優しさに惹かれる」といい、「パディントンは誰にとっても手本となる憧れの存在よ」(コールマン)、「私たちの心には彼が必要なの」(ハリス)など、キャストたちのパディントンへの深い愛情溢れる映像となっている。
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