マーベル版新生「X-MEN」監督最有力候補は「サンダーボルツ*」のジェイク・シュライアー
2025年5月16日 21:00
Photo by Jesse Grant/Getty Images for Disneyマーベル・スタジオが新たな「X-MEN」映画の監督として、ジェイク・シュライアー監督と交渉中であることが明らかになったと、米Deadlineが報じている。先日公開された「サンダーボルツ*」が批評家と観客の双方から高い評価を得たことを受けての起用。シュライアー監督がマーベルで最も注目されるプロジェクトのひとつを担当する可能性が高まっている。
シュライアー監督は「ペーパータウン」や人気ドラマ「BEEF ビーフ」で知られ、5月2日に公開された「サンダーボルツ*」ではMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の各作品に登場した悪役やならず者たちがチームを組む物語を描いた。同作は世界興収1億6200万ドル(約252億円)のオープニング成績を記録。2021年の「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」以来、マーベル作品で最も高い評価を得ている。
マーベル関係者によると、先週行われた会議でシュライアー監督が新「X-MEN」映画の最有力候補となった。マーベル・スタジオは監督選びに時間をかけており、脚本家選びと同様に慎重なプロセスを経て決定を行っている。脚本は「ハンガー・ゲーム0」のマイケル・レスリーが執筆し、マーベル・スタジオのケビン・ファイギ社長がプロデューサーを務める。
業界関係者によれば、マーベルとシュライアー監督は「サンダーボルツ*」での共同作業を非常に良い経験と捉えており、監督自身がコミック版「X-MEN」の熱心なファンであることも、彼が監督候補として選ばれた理由のひとつだという。
今回の交渉は、19年のディズニーによる20世紀フォックスの買収以来、「X-MEN」映画の新作を切望していたファンにとって朗報となる。「X-MEN」は20世紀フォックス時代に7作の本編映画と3作のウルヴァリンのスピンオフ作品が製作された人気フランチャイズだが、2019年の「X-MEN ダーク・フェニックス」の興行的失敗により、刷新が求められていた。
近年のディズニープラスのアニメシリーズ「X-Men '97」の大成功と、2024年の「デッドプール&ウルヴァリン」が10億ドル以上の世界興行収入を記録したことで、「X-MEN」というIPがスタジオにとって依然として非常に価値のあるものであることが証明されている。
マーベル・スタジオは現時点ではコメントを控えている。
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