71歳のジャッキー・チェン、生涯現役宣言「危険なアクションシーンは引退まで続ける」
2025年5月13日 15:00
Photo by Michael Kovac/Getty Images for Critics Choice Associationカンフー映画の伝説的スター、ジャッキー・チェンが、71歳の今なお現役を貫く決意を明らかにした。最新作「ベスト・キッド レジェンズ」が注目されるなか、「自分で危険なアクションシーンを演じるのは私の本質であり、引退する日まで変わることはない」と米ライフスタイル誌「オートリビング(Haute Living)」のインタビューで語った。
ジャッキーは、60年以上のキャリアで150作品以上に出演してきたアクション俳優。1972年、ブルース・リー主演の「ドラゴン危機一発」で代役として危険なシーンを担当するアクション俳優としてデビューを果たし、その後、卓越した身体能力を生かし、それまで暗い復讐劇が主流だったカンフー映画に、コメディ要素を融合させた独自のスタイルを確立した。
「64年間やってきたのだから、もう特別な準備は必要ない。すべては心と魂の中にあり、筋肉が記憶している」と自信を見せているジャッキー。現代の映画業界ではCGIやワイヤーを使った技術の発展により、複雑なアクションシーンも俳優の代役が行うことが一般的になった。そんななかでもジャッキーは伝統的な手法を重んじる本物のアクションにこだわる俳優として知られる。
だが彼は、自身のやってきた危険なアクションシーンを他人に薦めることには慎重だ。
「私がやったような危険なシーンで命を危険にさらすよう誰かを勇気づけているわけではない。それは本当に危険すぎる」
「ベスト・キッド レジェンズ」は1984年の大ヒット作「ベスト・キッド」シリーズの最新作となる通算6作目。オリジナル版で主人公ダニエルを演じたラルフ・マッチオと、2010年のリメイク版でカンフーの師匠ミスター・ハン役を演じたジャッキー・チェンの待望の共演が実現した作品だ。
「ベスト・キッド レジェンズ」は米国では5月30日に公開され、日本では8月29日の劇場公開が予定されている。
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