「パディントン」VS「たべっ子どうぶつ」!?　かわいさ・アクション・感動…まさかの“3本勝負”が実現！

2025年5月13日 14:00

大ヒットシリーズの第3弾「パディントン　消えた黄金郷の秘密」と、長く愛され続けてきた動物型ビスケット「たべっ子どうぶつ」を3DCGアニメーションとして映画化した「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」が、ともに公開中だ。この記事では、かわいらしいキャラクターが活躍する両作品の“3本勝負”が実現。新場面写真とともに、「かわいさ」「アクション」「感動」の3つのキーワードで、それぞれの魅力を紹介する。

■キーワード1「かわいさ」

「パディントン　消えた黄金郷の秘密」の主人公は、真っ赤な帽子、モフモフな毛並み、潤んだつぶらな瞳、小さい鼻がかわいらしいパディントン。はるばるペルーから、素敵な家と新たな人生を探しに大都会・ロンドンにやってきたパディントンは、英国紳士のスピリットを宿した、“映画史上最も紳士なクマ”だ。いつも想像を超えた“おっちょこちょい”を引き起こしながらも、常に礼儀正しくポジティブで、人を信じ続ける彼は、人生にとって“大切な何か”を思い出させてくれるキャラクターだ。

「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」では、らいおんくん、ぞうくんといった「たべっ子どうぶつ」でおなじみのキャラクターたちが、世界的人気を誇る、歌って踊るスーパーアイドルグループとして登場。ワールドツアーを開催すれば、会場は目がハートになった大勢の観客で大盛り上がり。モフモフでモッチリとした質感で、その“かわいさ”をさらにアップグレードしている。そんな彼らの前に立ちはだかるのは、世界征服を狙う凶悪な“わたあめ軍団”。仲間同士でぶつかり合いながらも、仲間を助けるため、“かわいい”だけが取り柄の彼らは、一体どんな活躍と奇跡を見せるのか――？

■キーワード2「アクション」

かわいらしく、おっとりとしたパディントン。“アクション”とは程遠い存在にも見えるが、実は劇中で超絶アクションに挑んでいる。第1作では、ハンディクリーナーの吸引力を利用して煙突をよじ登る、「ミッション：インポッシブル」シリーズのイーサン・ハント（トム・クルーズ）を彷ふつとさせるアクションを披露。第2作では、冤罪で入れられた刑務所を脱獄し、猛スピードの列車の間を渡り歩いた。最新作では舞台をパディントンの故郷・ペルーに移し、「インディ・ジョーンズ」シリーズさながらのスペクタクルが展開する。

一方の「たべっ子どうぶつ」たちが、映画のなかで対峙するのは、この世の全てのおかしを排除し、世界征服を狙っているという、巨大で凶悪なわたあめ・キングゴットン。しかし、らいおんくん率いる「たべっ子どうぶつ」たちは、“武器なし、策なし、意気地なし”。それでも仲間のぺがさすちゃんを助けるため、「たべっ子どうぶつ」たちは立ち上がる。キングゴットンの城から、ハラハラドキドキの脱出劇を繰り広げ、兵士たちを相手に力強く突っ込んでいく様子は必見。ハイクオリティな３DCGだからこそできる演出に加え、「仲間を助けたい」という一心で、激しいアクションを繰り広げる「たべっ子どうぶつ」たちの姿に注目だ。

■キーワード3「感動」

パディントンで忘れてはいけないのが、パディントンとブラウン一家の絆の物語。過去2作では、さまざまな困難を乗り越え、居候の身だったパディントンとブラウン一家が“本当の家族”になるまでが描かれた。しかし最新作では、これまで断片的にしか描かれてこなかった「パディントンはどこから来たのか？」というルーツが明らかになり、ブラウン一家との別れの予感が漂う。果たして自分のルーツに対峙したパディントンの選択は？　ブラウン一家との絆は――？

対する「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」は、らいおんくん、ぞうくん、ぺがさすちゃんをはじめとした仲間同士のドラマも大きな見どころ。それぞれが悩みを抱え、衝突しながらも、困難を乗り越え、固い絆で結ばれる。そんな彼らのドラマは、幅広い世代の観客に、普遍的な感動を呼び起こす。さらに、わたあめ以外を認めようとしないキングゴットンの心に秘められた過去の物語も。それぞれのキャラクターの深いドラマにも注目だ。