ロンドンで暮らすクマのパディントン のもとに、故郷から一通の手紙が届く。ペルーの“老グマホーム”で暮らす育ての親・ルーシーおばさんの元気がないという。そこでパディントン は、ブラウン一家とペルーへ家族旅行に出るが、おばさんは眼鏡と腕輪を残して失踪していた。一行はおばさんを探すため、残された地図を手がかりに、インカの黄金郷があるというジャングルの奥地へと冒険の旅に出るが、都会暮らしで野生の勘を失ったパディントン は大ピンチに陥る。
(C)2024 STUDIOCANAL FILMS LTD. – KINOSHITA GROUP CO., LTD. All Rights Reserved. キャラクターポスターでは、ペルーからロンドンに来た“英国紳士なクマ”パディントン をはじめ、ブラウン一家の主・ブラウンさん(ヘンリー/ヒュー・ボネビル )、母であり、さし絵画家のブラウン夫人(メリー/エミリー・モーティマー )、大学進学で巣立ちを迎えた長女・ジュディ(マデリーン・ハリス )、「“チル”したい」と部屋にこもりきりの長男・ジョナサン(サミュエル・ジョスリン )、ブラウン家に同居する親戚・バードさん(ジュリー・ウォルターズ )ら、おなじみの面々が勢ぞろいしている。
(C)2024 STUDIOCANAL FILMS LTD. – KINOSHITA GROUP CO., LTD. All Rights Reserved. (C)2024 STUDIOCANAL FILMS LTD. – KINOSHITA GROUP CO., LTD. All Rights Reserved. さらに、ルーシーおばさんに加え、本作より新たに登場するキャラクターである、ペルーの観光ボートの“イケオジ”船長・ハンター(アントニオ・バンデラス )、ハンターの娘で操縦士のジーナ(カルラ・トウス )、親切だがどこか怪しい老グマホーム院長・クラリッサ(オリビア・コールマン )の姿も。背景には、それぞれの冒険を感じさせるジャングルが広がり、シリーズ最大のスケール感に期待が高まる。
著名人16人のコメントは、以下の通り(五十音順・敬称略)。
▽コメント ■ANAIS(映画コラムニスト)
今回の
パディントン はジャングルへ! はちゃめちゃな旅の中で導かれる過去やアイデンティティ。探していたものや失くしていたと思っていたものは、いつだって近くにある。“家族愛”をテーマに子供も大人も楽しめる本作は、マーマレードと同じくらい甘くて、ワクワクして、優しい味わいだ。
■ISO(ライター)
世界でもっとも紳士的なクマが今度はインディアナ・ジョーンズに! 緻密な脚本の妙と壮大な映像が心を満たすお手本のような冒険譚。完璧な前作により高く設定されたハードルの上をプロペラ機でさらに高く高く超えていく。かつて「レイダース」や「ハムナプトラ」に目を輝かせた我々のように、多くの子どもたちにとって映画の根源的な楽しさを知る作品となるに違いない。
■板垣巴留(漫画家)
英国紳士な
パディントン がたまに見せる野生味にドキッ!!
常に優しくおおらかで紳士な
パディントン が大好きだけど、
生まれ育った土地で頼もしくルーシーおばさんを探す姿は本当にかっこよかった!
なんて厚みがあるキャラクターだ。
一挙手一投足にかわい気と癒しが詰まった
ふわふわもふもふの
パディントン の愛おしさといったら!
故郷・ペルーを巡る珍道中は、
アクションあり、裏切りあり、財宝あり!?
揺るぎない家族の絆に胸打たれ、鑑賞後体と心がぽかぽかに温まった。
■映画.com編集部
パディントン が起こす騒動の“ガチ度”がスケールアップ! “紳士なクマ”にモフモフ包まれ、キレキレ映画オマージュにニヤリ。そして…尊い家族愛に、気付けば今回もまたどうしようもなく、号泣してしまった。
■
尾木直樹 /尾木ママ(教育評論家/法政大学名誉教授)
本の中にいたあの「
パディントン 」が、生き生き動き回る姿にびっくり仰天! 手に汗握る大冒険活劇は、最後まで驚きに満ちている。家族一緒にハラハラドキドキする“共視体験”は、子どもの心に深く豊かに残るはずよ。
■北村紗衣(英文学者)
昔懐かしいB級映画への愛が感じられる、一味違う
パディントン シリーズ新作です。すっかりロンドンっ子になった
パディントン とブラウン一家が街を飛び出し、ペルーで繰り広げる秘境探検に皆さんも加わってください。
■SYO(物書き)
7年ぶりに彼と再会し、黄金色に煌めく優しさをもらえた。
ここまで多幸感に包まれるシリーズが、他にあるだろうか。
親切な人に世界は優しい。その原点と未来を見つめた傑作。
パディントン が最推し映画の娘と共に、永く愛し続けたい。
■辰巳JUNK(ライター)
かわいさ満点の
パディントン は、難民・移民を象徴するキャラクター。英国市民として故郷をめぐる波乱万丈の冒険には、家族のあたたかさがしみわたる。混乱する世界で、本当に大切なものを思い出させてくれる感動作。
■DIZ(映画アクティビスト)
世界で一番心が優しさに包まれる癒し映画が帰ってきた! 紳士なクマと家族の絆に、荒んだ心が浄化される。映画館をあとにするとき、見慣れた景色さえ愛おしく見えてくる魔法のような映画。
無垢な熊の視点がイギリスらしいウィットに富んだユーモアで人類を鋭く批評し、歪んだ社会を見つめ直す本シリーズ。その新作は、ドタバタの大移動劇を通じて、バラバラになった我々の本来いるべき場所を再定義する知性がある。
■ぬまがさワタリ(作家/イラストレーター)
世界屈指の愛されキャラであり、移民の象徴であり、都市と自然を結ぶ動物でもある、じつは複雑な背景をもつクマ・
パディントン 。そんな彼が自身のルーツへつながる道を、自らの手で…いや「前足で」切り開く!
パディントン への愛と感謝を込めた、素敵な贈り物のような映画。
英国きっての“移民映画”の傑作「
パディントン 」シリーズ。
南米ペルー出身の優しい青年熊が久々に帰省して、今回はバック・トゥ・ルーツの密林大冒険。「キートンのセブンチャンス」や「
レイダース/失われたアーク《聖櫃》 」から転がる岩のアクションギャグも受け継いだ!
礼儀正しいのにちょっとどんくさくて愛おしい
パディントン ! また会えて嬉しいです! ずっと笑わされていたと思ったのに、気付けばじんわりと心が温かくなっていました。血の繋がりや生活を共にする人という意味だけじゃない、心を支えてくれる存在としての「家族」を描いた物語。今回も次々と出てくる、絵本から飛び出してきたような夢のお部屋たちも必見です!
モフモフ紳士がペルーに里帰り。これだけでエモいのに、まさかの
パディントン ・ミーツ・ジャングルクルーズ&種を超えた家族の絆。多様な生き方をやさしく包み込む物語に、ラストは感涙。
▽お祝いメッセージ ■くまモン(熊本県PRキャラクター)
映画の公開おめでとうだモン!
2013年にイギリスで一緒に過ごした時間はたいぎゃ楽しかったモン!
今回の映画みたいに、次はボクも
パディントン と一緒に大冒険したかモン☆
また会える日を楽しみにしてるモーン!