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新型コロナ集団感染が発生した豪華客船内で何が起きていたのか――小栗旬主演「フロントライン」本予告&ポスター公開!

2025年4月18日 07:00

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本ポスター
本ポスター
(C)2025「フロントライン」製作委員会

小栗旬が主演する「フロントライン」のポスタービジュアル、本予告編が公開された。

本作は、新型コロナウイルスを事実に基づく物語として、オリジナル脚本で映画化。関根光才監督がメガホンをとり、主演の小栗に加えて、松坂桃李池松壮亮窪塚洋介森七菜桜井ユキ美村里江吹越満光石研滝藤賢一が共演する。

物語の舞台は、2020年2月3日に横浜港に入港し、その後、日本で初となる新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」。乗客乗員は世界56ヵ国の3711名。横浜入港後の健康診断と有症状者の検体採取により、10人の感染者が確認されたことで、日本が初めて治療法不明の未知のウイルスに直面することとなった。この状況下で、最前線に駆けつけたのは、家族を残し、安全な日常を捨てて「命」を救うことを最優先にした医師や看護師たちだった。

当時、日本に大規模なウイルス対応を専門とする機関は存在せず、急きょ対応することになったのは災害医療を専門とする医療ボランティア的組織のDMAT(Disaster Medical Assistance Team)だった。DMATとは、医師、看護師、医療事務職で構成され、大規模災害や事故などの現場におおむね48時間以内から活動できる専門的な訓練を受けた医療チーム。地震や洪水などの災害対応のスペシャリストではあるが、未知のウイルスに対応できる経験や訓練はされていない医師や看護師たちだった。

映画では、ダイヤモンド・プリンセス号が横浜港に入港した20年2月3日から乗客全員の下船が完了した2月21日までが描かれる。湘南市民病院で緊急部部長の医師として働き、神奈川DMATの指揮官も務める結城英晴(小栗)のもとに一本の電話がかかってくる。その内容は、横浜港に停泊しているクルーズ船で新型コロナウイルスの陽性が出たのでDMATに出動してほしいというものだった。翌日、対策本部に招集された結城は、厚生労働省の役人で神奈川県庁へと派遣された立松信貴(松坂)に、DMATに船に乗り込んで治療をしてほしいと難題を突き付けられる。

このほど公開された予告編は、“2020年2月3日、横浜港入港。”の文字と共に、大型クルーズ船の全体像が映し出される。その3日後の2月6日、未知のウイルスが蔓延する船内に、災害医療を専門とする医療ボランティア的組織であるDMAT(ディーマット)が乗り込む様子が描かれる。船内外で迫られる決断や葛藤の日々。感染者数、治療法、搬送先、責任者など何もかもが前例のない状況で、新型コロナウイルスと、最前線で対峙したそれぞれのキャラクターたちの奮闘を描く映像に仕上がっている。

主演の小栗は「今回の映画を通じて知ったこともいっぱいある。全員が主役になっている作品。みんなに命があって生活があることを再認識したし、映画を観てくださる皆さんにも当てはまる、“これはもしかしたら自分だったかもしれない”という瞬間がいっぱいあるのではないかと思う。あの時、何が起こっていたのか、どういう風に立ち向かわなければならなかったのか、どれだけの不安の中で過ごされた方々がいるのか、それらにしっかり向き合った作品に出来たと思います」とコメント。

本ポスターは、結城、立松、仙道、真田がそれぞれの視線の先にある<最前線>に立ち向かう印象的なカットに加えて、メインキャラクターたちを取り巻く登場人物たちの姿が切り取られ、暗い横浜港に煌々と光る豪華客船が不穏に照らし出されているビジュアルとなっている。「フロントライン」は6月13日に全国公開。

小栗旬コメント全文
――緊急事態宣言から5年が経過した今、映画公開を迎える上で感じることはありますか?
気が付いたら当たり前の日常に戻ってきていて、自分の中でも風化していってしまっている。パンデミックが起きたあの日から今まで我々に普通の生活がおくれるように頑張ってくれていた皆さんのお陰で、今自分たちが当たり前と言えるような日常を取り戻していることに感謝しなければならないと思います。
――当時報道されていたニュースを聞いていた印象とこの映画の撮影を終えてからの印象で変化したことはありますか?
大分色々変わりました。知らなかったこともいっぱいありましたし、今回の映画を通じて知ったこともいっぱいあります。物事というのはある一つの方向からだけで見てはいけないということはまた強く思うようになりました。
――これから本作をご覧になる方に是非注目してほしいポイントは?
全員が主役になっている作品。みんなに命があって生活があることを再認識したし、映画を観てくださる皆さんにも当てはまる、“これはもしかしたら自分だったかもしれない”という瞬間がいっぱいあるのではないかと思う。あの時、何が起こっていたのか、どういう風に立ち向かわなければならなかったのか、どれだけの不安の中で過ごされた方々がいるのか、それらにしっかり向き合った作品に出来たと思います。

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