「マインクラフト ザ・ムービー」V2! キリストの生涯をたどるアニメが2位、「アマチュア」3位【全米映画ランキング】
2025年4月15日 14:00

イースター休暇を控えた4月第2週の北米映画市場、週末3日間(4月11日~13日)の興行収入ランキングのトップ10には、イエス・キリストを主人公にした作品3本がランクインしました。
世界的人気ゲームを実写映画化した「マインクラフト ザ・ムービー」(ワーナー・ブラザース)は上映館数を増やし、2週目も首位をキープしました。週末3日間で興収8000万ドルをあげ、累計興収は2億8000万ドルを突破。2025年に公開された作品のなかで、最高の興収を記録しました。
宗教系の作品を基盤とするエンジェル・スタジオによるアニメ「The King of Kings(原題)」は、2位に初登場しました。チャールズ・ディケンズをイメージした作家とその息子、そして猫が、想像力を駆使して、キリストの生涯をたどります。ケネス・ブラナー、ユマ・サーマン、マーク・ハミル、ピアース・ブロスナン、フォレスト・ウィテカー、ベン・キングズレー、オスカー・アイザックらが、ボイスキャストとして参加。韓国のチャン・ソンホ監督がメガホンをとり、週末3日間で興収1900万ドルを記録しました。この1カ月間に公開された、キリストを題材にした映画5本のなかで、本作が最も好成績となりました。
3位には、ラミ・マレックが主演するスパイスリラー「アマチュア」(ディズニー)がランクイン。愛する妻・サラ(レイチェル・ブロズナハン)がテロリストによって命を奪われた、暗殺経験も戦闘能力もない、CIAのサイバー分析官・チャーリー(マレック)が、持ち前の頭脳と知識を武器に繰り広げる、予測不能な復讐劇を描きました。ジェームズ・ホーズ監督(ドラマ「窓際のスパイ」)がメガホンをとり、週末3日間で興収1500万ドルをあげました。
アレックス・ガーランド(「シビル・ウォー アメリカ最後の日」)とレイ・メンドーサが監督・脚本を務めた「Warfare(原題)」(A24)は、4位に初登場しました。本作は、メンドーサ監督が06年に米兵としてイラクに赴いた際の任務の回顧録で、ディファラオ・ウン=ア=タイ、ウィル・ポールター、コズモ・ジャービスらが共演。製作費2000万ドルに対し、週末3日間で興収800万ドルを記録しました。
5位は、マイケル・ベイ(「トランスフォーマー」シリーズ)、ジェイソン・ブラム(「スピーク・ノー・イーブル 異常な家族」)が製作したスリラー映画「Drop(原題)」(ユニバーサル)。シングルマザーの女性はある日、高級レストランで久々のデートを楽しみます。しかし、そのデート中に、息子がいる家に覆面姿の男が侵入している動画と、「息子を救いたければ、目の前にいるデートの相手を殺さなければならない」というメッセージがAirDrop(近くにいる人と写真・動画などの書類を共有できる、iPhoneなどApple製品の機能)で届き、事件に巻き込まれていきます。監督は、「ハッピー・デス・デイ」シリーズのクリストファー・ランドン。製作費1100万ドルに対し、週末3日間で興収750万ドルをあげました。
6位は、イエス・キリストの生涯を描く人気テレビ番組シリーズ「The Chosen」シーズン5のエピソードを上映した「The Chosen: Last Supper (Season 5) Part 3(原題)」(ファゾム・イベント)。週末3日間で、興収600万ドルを記録しました。前週公開された「The Chosen: Last Supper (Season 5) Part 2(原題)」は、10位となっています。
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