「君たちはどう生きるか」金曜ロードショーで5月2日初放送! 「紅の豚」&ジブリ特番も放送決定
2025年4月11日 06:00

宮﨑駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」が、5月2日に日本テレビ系「金曜ロードショー」で地上波初放送されることが決定した(ノーカット放送・放送枠45分拡大)。翌週5月9日には「紅の豚」も放送される。
「風立ちぬ」以来、10年ぶりに宮﨑監督が生み出した本作は、「先入観なしで映画を楽しんでほしい」という思いから、公開までポスタービジュアル以外、一切の情報が明かされなかったことでも注目を集めた。2023年7月に公開されると大ヒットを記録し、同年12月には全米公開され、週末興行ランキング1位を獲得した。第96回アカデミー賞では長編アニメーション映画部門賞を受賞し、2度目のオスカーを獲得。第81回ゴールデン・グローブ賞アニメーション映画賞にも輝き、世界興行収入はスタジオジブリ作品の中で1番の成績となった。
(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli従来のジブリ作品では、明るく元気な少女や、正義感の強い少年を中心に描かれることが多かったが、本作では今までの宮﨑監督作品では描かれてこなかった主人公像に挑戦。“心の中に、複雑な感情を抱えながら生きる少年”として登場する眞人は、宮﨑監督自身の少年時代の記憶を参考に描かれ、両親との関係性の悩みや、自分の感情への戸惑いなど、誰しもが多かれ少なかれ経験する心の葛藤をもつ。多感な時期の等身大の少年・眞人が青サギに導かれ、もうひとつの世界に迷い込み、生と死が混然一体となった世界を巡る物語が紡がれる。
(C) 1992 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NN5月9日放送の「紅の豚」は、当初、日本航空の機内上映用の短編アニメーションとして企画されたもの。「風の谷のナウシカ」以来、長編の劇場アニメーションを作り続けてきた宮﨑監督は、スタッフのリフレッシュも兼ねて気楽な小品を作りたいと考えていたという。原案は宮﨑監督自身が模型雑誌に発表した漫画「飛行艇時代」。趣味のつまった原案からストーリーを練るうちに、構想が膨らみ劇場公開作品となった。

「君たちはどう生きるか」の初放送を記念して、4月29日午後3時55分からジブリ特番の放送も決定(※関東と一部地域で放送)。作品のあらすじや個性豊かなキャラクターを映画の映像を交えて紹介するとともに、これまでの宮﨑監督の足跡を振り返り、「君たちはどう生きるか」の魅力に迫る。番組内では、眞人役の声を務めた山時聡真が、愛知県長久手市の「ジブリパーク」を訪問。スタジオジブリ作品の世界を体験できる公園施設で、展示や貴重な資料を巡る。
詳しい作品情報と放送スケジュールは以下の通り。
(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli※初放送・ノーカット放送(放送枠45分拡大)
(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli
(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli
(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli
(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli
(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli
(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli
(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli
(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli
(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli
(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli
(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli
(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli※ノーカット放送
●4月18日 「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」初放送・本編ノーカット
●4月25日 「スター・ウォーズ(エピソード4)」
●5月2日 「君たちはどう生きるか」初放送・ノーカット
●5月9日 「紅の豚」ノーカット
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ