ジャック・ブラックが「これまで演じたことのない役柄」に手応え! 映画「マインクラフト」への熱い思いを明かす
2025年4月6日 12:00

世界で一番売れているゲーム「マインクラフト」(通称:マイクラ)を初実写映画化した「マインクラフト ザ・ムービー」で、スティーブ役を演じているジャック・ブラックが、作品と役への思いを語った。

2009年に誕生し、11年に正式発売されて以来、瞬く間に世界を席巻したマイクラ。ワールドと呼ばれる3Dブロックで構成されたバーチャル空間の中で、3Dブロックを集めながら自分の好きなように動き、自分の好きなようにものづくりや冒険が楽しめる。様々なプラットフォームで展開され、14年には「世界で最も売れたインディーズゲーム」としてギネス世界記録に認定。23年には、世界売上本数が3億本を突破している。
「スクール・オブ・ロック」(03)、「キング・コング」(05)、「ジュマンジ」シリーズ(17・19)に加えて、近年では「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(23)のクッパ役でも知られるブラック。本作では、主演映画「ナチョ・リブレ 覆面の神様」(06)のジャレット・ヘス監督と19年ぶりに再タッグを果たした。

ブラックが演じるのは、ターコイズブルーのTシャツが目を引く“マイクラワールド”の先住民スティーブ。現実世界からすべてが四角形でできた世界“マイクラワールド”に転送されてしまったギャレット(ジェイソン・モモア)、ヘンリー(セバスチャン・ハンセン)、ナタリー(エマ・マイヤーズ)、ドーン(ダニエル・ブルックス)の頼れる先輩クラフターであり、マイクラワールドを喜びも創造も許されない世界「ネザー」から救おうとする勇者でもある。
登場人物を冒険の世界へ導いていく重要な役どころとなるスティーブだが、「スクール・オブ・ロック」を彷彿とさせるハイテンションな歌唱シーンもあり、ブラックらしい魅力が炸裂するキャラクターとなっている。

ゲーム「マインクラフト」のファンでもあるブラックは、本作で演じたスティーブについて「このキャラには面白いシーンがたくさんあるし、これまでに演じたことのない役柄だったんだ」と強く惹かれていたことを明かす。「スティーブはめちゃくちゃ強い戦士で、普段の僕のイメージとは違う。でも、彼は社会に馴染めず、少し孤独な存在でもある。周囲の人間は彼の才能や個性を理解してくれない。そんな彼がマインクラフトの世界に入り、そこで自分の創造力を解き放ち、真に輝ける場所を見つけるんだ。そして、映画を通して仲間と出会い、友情を育みながら成長していくんだ」とその魅力を語っている。

本作で19年ぶりに再タッグを組んだヘス監督は、ブラックについて「完全にぶっ飛んでいるよ。一緒に仕事をするのは最高に楽しい。彼はとにかく奇想天外な喜びに満ちた人間で、まるでエネルギーの塊みたいなんだよ。これまで何度も一緒に映画を作ろうとしてきたけど、ついにこの作品で実現したんだ。本当に最高の経験だったよ」とコメント。
ブラックも「僕は、創造性や芸術を学校で教えること、子どもの成長にとって重要なものとして優先されるべきだと強く信じているんだ。音楽や演劇は子どもたちにとってすごく大事なものだし、この映画はまさにその価値を体現している。だからこそ、この映画に参加したかったし、ジャレッド・ヘスほどこの映画にふさわしい監督はいないと思う。彼はずっと素晴らしいアーティストであり、創造性を大切にしてきた人だからね。彼はとてもクリエイティブで、優しく、愛にあふれた人間なんだ。撮影現場でも、現場を離れても、一緒にいるだけで楽しかったよ」と最大の賛辞を贈った。

そして、ブラックは「この映画を心待ちにしているマインクラフトファンの熱気を感じるよ。信じられないって思っている人も多いんじゃないかな。僕が出演するって発表したときも、すごい反響だったし。『マインクラフトの世界に入るよ』って、僕が『Minecraft for Dummies』の本を読んでいる写真を投稿したら、何百万もの“いいね!”がついて、みんなの期待感が伝わってきたよ」と反響の大きさを語る。
さらに、「このゲームは、何年もの間、世界中の何百万人もの人々に愛されてきた。それが今や世代を超えた存在になっているんだ。子どもの頃にプレイしていた人たちが、今は社会に出て仕事をして、家庭を持っている。そんな長い間、マインクラフトは僕たちの世界の一部になっているんだ。だからこそ、このゲームの世界を映画館に届けることは、とても特別なことなんだ」と熱い胸の内を明かしている。
「マインクラフト ザ・ムービー」は、4月25日より全国公開。
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