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「ジェイソン・ボーン」シリーズ、新たなスタジオ探しが進行中

2025年3月25日 10:00

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“古巣”ユニバーサルにもまだチャンスはあるという
“古巣”ユニバーサルにもまだチャンスはあるという
写真:Everett Collection/アフロ

ジェイソン・ボーン」シリーズの映画化権がユニバーサルを離れ、新たな展開に向けて動き出していることが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが報じた。

ロバート・ラドラムの遺産管理団体は、大手エージェンシーWMEを通じて、スパイ小説シリーズ全体の映画化・映像化権を市場に出しており、新たな製作パートナーを求めている。関係者によれば、スカイダンス、Apple、Netflixといった大手がすでに面談を行っており、現時点で権利を保有していないユニバーサルも、魅力的な提案を行えば再獲得の可能性はあるという。

「ボーン」シリーズは、1980年に発表されたラドラムの小説「ボーン・アイデンティティ」を原作とし、2002年にマット・デイモン主演、ダグ・リーマン監督で映画化されて以降、リアリズム重視のスパイアクション映画の先駆けとして地位を確立した。2004年の「ボーン・スプレマシー」、2007年の「ボーン・アルティメイタム」ではポール・グリーングラス監督がメガホンを取り、シリーズは世界的ヒットを記録。その後、2012年にはジェレミー・レナー主演のスピンオフ「ボーン・レガシー」が公開されたが、シリーズとしての継続には至らなかった。2016年には再びマット・デイモンが復帰し、「ジェイソン・ボーン」が公開され、世界興行収入は4億1500万ドルを超えた。

ユニバーサルはその後もシリーズの復活を模索し、2023年には「教皇選挙」のエドワード・ベルガー監督を起用して新作の開発に着手していたものの、企画が具体化する前に時間切れとなったようだ。

IP(知的財産)の争奪戦が激化する中、「ジェイソン・ボーン」という確立されたブランドは今なお大きな価値を持つと、ハリウッド・レポーターは分析。アマゾンが「007」シリーズの新たな主導権を獲得した例もあるように、各社とも映像化権の確保にしのぎを削っている。

新たな「ボーン」シリーズがどのスタジオの手によって、どのような形で再構築されるのか、そしてマット・デイモンが再びその名を背負うことになるのか、続報が待たれる。


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