ディズニーCEO、「アバター3」仮編集版は「息をのむほど素晴らしい」と太鼓判
2025年3月25日 18:00
(C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.ジェームズ・キャメロン監督が手がけるシリーズ第3弾「アバター ファイヤー・アンド・アッシュ」の仮編集版をディズニーのロバート・アイガーCEOが視聴し、「息をのむほど素晴らしい」と絶賛した。この発言は、世界興行収入トップを記録するシリーズ最新作の年末公開に向け、製作が順調に進んでいることを示唆している。
アイガーCEOは2025年のディズニー株主総会で「仮編集版を見て、これは息をのむほど素晴らしい作品だと言える」と高く評価した。同総会では「ファンタスティック4 ファースト・ステップス」や「ズートピア2」など他の注目作品の映像が公開された一方、「アバター ファイヤー・アンド・アッシュ」はナヴィ族が空を飛ぶイクランに乗るコンセプトアートとロゴのみの公開にとどまった。

仮編集版がすでにCEOの視聴に耐えうるレベルに達しているという事実は、製作の進捗を示す重要な指標だ。「アバター」シリーズは過去に何度も公開延期を繰り返してきた歴史がある。第2弾「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は当初14年公開予定だったが、実際に劇場に登場したのは22年。さらに「ファイアー・アンド・アッシュ」も23年のハリウッドストライキの影響で24年12月から25年末へと延期された経緯がある。しかし、キャメロン監督はシリーズ第2作と第3作を連続して撮影しており、「ウェイ・オブ・ウォーター」公開時点で第3作の撮影は既に相当進んでいたとされる。
「ファイヤー・アンド・アッシュ」のストーリーは、第2作で命を落としたジェイク・サリー(サム・ワーシントン)とネイティリ(ゾーイ・サルダナ)の息子ネテヤムの死後を描く物語になるという。
新たな敵対者として登場するアッシュ族の族長ヴァラング役には、「ゲーム・オブ・スローンズ」に出演したウーナ・チャップリンが起用された。また、キャメロン監督自身も「この映画では血が沸き立つだろう」と語り、迫力あるアクションシーンの充実ぶりをアピール。監督の妻が仮編集版視聴後に「何時間も泣いた」という逸話も伝えられており、前作同様に感情面での訴求力の高さも期待できそうだ。
「アバター ファイヤー・アンド・アッシュ」は2025年12月19日に世界公開される。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ