「エレファント・マン」を新たな視点で描く伝記映画 ジャック・ヒューストンが監督
2025年3月16日 09:00

「ボードウォーク・エンパイア」「アメリカン・ハッスル」などの出演で知られるジャック・ヒューストンが、“エレファント・マン”の通称で知られる、ビクトリア時代の奇形のアーティストジョセフ・メリックの伝記映画でメガホンをとることが分かった。米ハリウッド・レポーターが報じた。
ジョセフ・メリック(1862-1890)は、先天性の病気により極端に変形した身体を持ち、“エレファント・マン”として知られた実在の人物。幼少期から見世物小屋で働かせられるが、後にロンドン社交界や科学界の注目を集め、芸術的才能を発揮し表現活動を続けた。
メリックの人生は、デビッド・リンチ監督の1980年の映画「エレファント・マン」(主演ジョン・ハート)でも描かれ、アカデミー賞にノミネートされた。新作「ジョセフ・メリック(原題)」は従来の映画や文学作品とは異なる知られざる側面に光を当て、メリックの晩年と、その過程で築かれる意外な人間関係を描くという。観客の固定観念を覆すようなアプローチで、伝説の影に隠れたメリックの本質的な物語に迫る。
ヒューストン監督は、「長年、ジョセフ・メリックの人生に魅了されてきた。想像を絶する苦難の中で、彼の優しさ、忍耐力、そして強さが際立っている。彼の人生は、私たちが愛と思いやりを選んだときに何ができるのかを示している。この驚異的な人生のあまり語られてこなかった部分を描く機会を得られたことに感謝している」とコメントを寄せた。
プロデューサーのマイク・メダボイは、「ジョセフ・メリックの物語を映像化するのにふさわしい監督を探し続けてきたが、ヒューストン監督の『Day of the Fight(原題)』を見た瞬間、彼こそが最適な人物だと確信した。彼の物語の捉え方は、ミロス・フォアマンと『カッコーの巣の上で』を作ったときの感覚に近い。彼がもたらす詩情、ユーモア、人間性への深い共感に期待している」と語っている。
脚本はニック・ヤーボローが担当。フェニックス・ピクチャーズ(Phoenix Pictures)が製作を担当し、ヒューストン、ケイト・コーエン、マイク・メダボイ、デビッド・ドブキンがプロデューサーとして参加する。撮影は2024年内に開始予定だという。
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