ルーシー・リューが語るソダーバーグ監督の魅力 「プレゼンス 存在」インタビュー映像公開
2025年3月7日 20:00

現在公開中のスティーブン・ソダーバーグ監督最新作「プレゼンス 存在」に主演するルーシー・リューのインタビュー映像が、公開された。
本作は、“幽霊目線”の一人称で描かれる新感覚ホラー。「オーシャンズ」「マジック・マイク」シリーズ、「セックスと嘘とビデオテープ」のソダーバーグ監督が、自身が購入したロサンゼルスの自邸で起きた奇妙な出来事を基に、「ミッション:インポッシブル」「スパイダーマン」「ジュラシック・パーク」などを生み出した脚本家デビッド・コープとタッグを組んだ。
インタビュー映像では、脚本について「複雑でありながらシンプル。隠れた緊張感がある」とその魅力を述べ、「そしてもちろんスティーブンと仕事ができること」に惹かれたと笑顔で語っている。
また、本作の最大の特徴である“一人称視点”だが、脚本から一人称視点で書かれていたことを明かし、本作を見た観客が映画に没入する感覚に思いをめぐらせ「まさに脚本に書かれていることに似ている」と反芻。さらに、「カメラがいつ反対側の人物や存在を映すのか無意識に待っている」観客の心理の逆をいく、その不安定さからくる没入感が魅力だと語った。

そして、ソダーバーグの魅力を「常に新しいことを実験しながら何か違うものを生み出そうとする姿勢にあると思います。彼の作品はすべて彼自身が試行錯誤して、遊ぶように作り上げているように感じます。そこに飛び込んで作品に参加できたのは本当に刺激的な体験でした」と素直な心境を吐露した。
撮影現場でのソダ―バーグだが、「ほとんど何も言わないんです。本当に指示を出さず、俳優たちを信頼していて、それが責任感を生むと同時に、『ちゃんと理由があって自分は雇われた』と実感でき、皆で一緒にこの作品を作っているんだと感じられるんです」と、その手腕を評価した。
「プレゼンス 存在」を3つのキーワードで表すなら、という問いには「緊張感、予測不能、覗き見」の3つのキーワードを挙げ、「絶対に劇場で観るべき作品です」と力説。劇場で様々な人と体験することで生まれる“意味”があると語り、「『存在』というタイトルのとおり、観客自身が自分の存在を映画に持ち込み、自然と映画の一部になっていくんです」と、その魅力をアピールした。

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