「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」20周年記念で再上映へ、初の4DX体験も
2025年2月28日 17:00
写真提供:アマナイメージズディズニー/ルーカスフィルムは「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」の20周年を記念し、4月25日から特別再上映を実施すると発表した。米Deadlineによれば、この記念上映では著名グラフィックアーティスト、マット・ファーガソンによる新たなポスターが制作されるほか、同作が米国内外で初めて4DX形式で上映されることが明らかになった。
4DX技術は映画のストーリーに合わせてデザインされた様々なエフェクトと同期するモーションチェアを特徴としており、より没入感のある映画体験を観客に提供する。特に「スター・ウォーズ」のような壮大なSF作品において、4DXがどのように活用されるのか注目される。
ジョージ・ルーカスが脚本・監督・製作を手がけた本作は、アナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)がダース・ベイダーへと変貌を遂げる物語だ。米国では2005年5月19日に公開され、初週に1億5840万ドルを記録。最終的に北米興収で3億8020万ドル、世界総興収では8億4999万ドルを稼ぎ出した。日本では2005年7月9日に公開されている。
物語はクローン戦争開始から3年後が舞台。パルパティーン最高議長がドロイド軍のグリーバス将軍に捕らえられて人質となり、オビ=ワンとアナキンが救出に向かう。パルパティーンの奪還に成功し、帰還したアナキンは、妻パドメが妊娠していることを知るが、やがてパドメが出産とともに死んでしまう夢にうなされるようになる。一方、パルパティーンとジェダイ評議会は次第に溝を深めていき、評議会はパルパティーンの信頼の厚いアナキンに、その動向を探るよう密命を下す。しかし、評議会の疑心を見抜いていたパルパティーンは、自分こそがフォースの全てを知り尽くしており、暗黒面の力を用いれば人を死からも救うことができるとアナキンに明かす。それを知ったアナキンはパドメを救いたいという思いから、次第に暗黒面へと傾いていく。
「シスの復讐」には、ナタリー・ポートマン、イアン・マクダーミド、ジミー・スミッツ、ピーター・メイヒュー、アーメッド・ベスト、オリバー・フォード・デイビス、テムエラ・モリソン、アンソニー・ダニエルズ、サイラス・カーソン、ケニー・ベイカーらに加え、メイス・ウィンドゥ役のサミュエル・L・ジャクソン、クリストファー・リーがカウント・ドゥークー役で出演している。
近年、ルーカスフィルムは「シスの復讐」の後日談を描くスピンオフシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」も制作し、スカイウォーカー・サーガの物語をさらに拡張している。
なお、この再上映は現時点では米国での情報であり、日本を含む他国での公開予定については発表されていない。今後の続報に期待したい。
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