【北米で異例の大ヒット】「スキナマリンク」監督、好きなジャパニーズホラーは「怪談」 「週に1回は必ず観ています」
2025年2月19日 19:30
(C)MMXXII Kyle Edward Ball All Rights Reserved北米で異例の大ヒットを記録したイマジネーション・ホラー「SKINAMARINK スキナマリンク」が、2月21日から公開される。新鋭の映像作家として注目を集め、本作で長編映画監督デビューを果たしたカイル・エドワード・ボール監督が、好きなジャパニーズホラーを明かした。

本作は「史上最も恐ろしい映画」「本能的な恐怖を思い出す」とネット上で賛否両論を呼んだホラー映画。多くのメディアが2023年のベストホラームービーに挙げるなど、バイラル・センセーションを巻き起こし、“血も涙もない”といった声が続出し、北米中が阿鼻叫喚と化した話題作だ。制作費はわずか1万5000ドルにもかかわらず、692館という異例の規模で北米公開され、最終興行収入は約200万ドルという驚異の数字を叩き出した。
真夜中に目が覚めた二人の子ども、ケヴィンとケイリーは、家族の姿と家の窓やドアがすべて消えていることに気づく。取り残された二人は、歪んだ時間と空間に混乱しながら、暗闇に潜む蠢く影と悪夢のような恐ろしい光景に飲み込まれていく。

ボール監督はジャパニーズホラーを敬愛しており、お気に入りの作品として、「鬼婆」(64/新藤兼人監督)、「怪談」(65/小林正樹監督)、「リング」シリーズ(98~/中田秀夫監督など)、「回路」(00/黒沢清監督)の名前を挙げた。
なかでも「怪談」がお気に入りだといい、「オープニングを500回以上、週に1回は必ず観ています。作品の雰囲気が最高な作品で、特に雪女のパートが好きです。フィーリングが合うのか、何度観ていても心地良い気分になれます。今日の夜も子守歌代わりに、映像を流しながら眠ると思います。寝つきが良くなりますからね(笑)」とジャパニーズホラーへの愛を語った。

また、入場者プレゼントの配布が決定。本国のポスタービジュアルがデザインされたスマホステッカーが、初日の上映劇場のみ配布される(一部劇場を除く)。劇場パンフレットの販売も決定し、その誌面カットも披露された。
「SKINAMARINK スキナマリンク」は2月21日から公開。
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