「キャプテン・アメリカ」新作首位、「パディントン」新作が2位! 大ヒット中国アニメは5位【全米映画ランキング】
2025年2月18日 15:00

プレジデントデーを控えた2月第2週の北米映画市場の観客動員数は、2025年で最高の数字を記録。週末3日間(2月14日~16日)の興行収入ランキングでは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」(ディズニー)が初登場で首位を獲得しました。
本作は、マーベル映画の第35作で、「キャプテン・アメリカ」シリーズ第4作で、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の続編。アンソニー・マッキーが、初代キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから最も信頼され、盾を託されたファルコンことサム・ウィルソンを演じ、ハリソン・フォードが、アメリカ大統領に就任したサディアス・ロスに扮しました。
ロス大統領はある日、サムに、アベンジャーズの再結成を依頼します。しかし、ロス大統領が参加した国際会議で大規模なテロ事件が発生。各国の思惑とさまざまな情報をめぐり争いが交錯し、各国間の緊張は深刻度を増していきます。ジュリアス・オナー監督(「クローバーフィールド・パラドックス」)がメガホンをとり、製作費1億8000万ドルに対し、週末3日間で興収8800万ドルを記録。「キャプテン・アメリカ」シリーズのなかで、3番目に良いオープニング成績となりました。
「パディントン」シリーズの第3作「パディントン 消えた黄金郷の秘密」(ソニー)は、2位デビュー。マーマレードが大好きなクマのパディントン(声:ベン・ウィショー)は、ブラウン一家(ヒュー・ボネビル、エミリー・モーティマー、マデリーン・ハリス)と家政婦・バード夫人(ジュリー・ウォルターズ)と故郷ペルーへ、旅行に出かけます。パディントンは「老グマホーム」のルーシーおばさんを訪ねますが、おばさんは失踪していました。パディントンたちはおばさんが残した地図を手がかりに、インカの黄金郷があるというジャングル奥地へと向かいます。
中国で、中国映画史上初となる“60億元を超えた作品”となり、歴史的ヒットを記録したファンタジーアニメ「ナタ 魔童鬧海」(CMC Films)は、5位にランクイン。本作は、「ナタ 魔童降臨」(2019)の続編で、中国の神話をモチーフに、主人公・ナタが成長する姿を描いています。わずか660館での上映にも関わらず、週末3日間で興収700万ドルを記録しました。
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