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何もかも最悪です――「ミッキー17」“お死事”ビジュアル公開 ワールドプレミアの反応は?

2025年2月17日 17:00

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“お死事”ビジュアル
“お死事”ビジュアル
(C) 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督が手がけた、ロバート・パティンソン主演のハリウッドメジャー大作「ミッキー17」の“お死事(おしごと)”ビジュアルが公開され、ワールドプレミアレポートが披露された。

原作は、エドワード・アシュトンの小説「ミッキー7」(早川書房)。人類発展を使命に掲げる巨大企業に雇われた主人公ミッキーの物語が描かれる。人生失敗だらけのミッキー(パティンソン)は、何度でも生まれ変われる“夢の仕事”を手に入れた。しかし、それは身勝手な権力者たちの過酷すぎる業務命令で次々と死んでは生き返る任務――まさに究極の“死にゲー”だった 。

「お死事”ビジュアル」は、ミッキーが6つの過酷な任務に晒される姿が切り取られている。自分の得しか考えていない強欲なブラック企業トップのマーシャル(マーク・ラファロ)から顔に焼き印を入れられ苦痛に顔を歪め、卑劣な行為に「上司のパワハラがひどいです」と睨みつける姿。「勤務地は極寒」という最悪の労働環境で、凍死寸前の険しすぎる表情を浮かべる姿、宇宙空間で自分の手を失っても「笑顔はマスト」と強要されている姿などなど、いかにミッキーの労働環境がブラックかを物語っている。

さらには納体袋に閉じ込められて「風通しの悪い職場です」と息を詰まらせたり、毒ガスが吹き荒れる環境に放置されることも……そして、最後には謎の機械に繋がれ、表情をなくしたミッキーが、「何もかも最悪です」と吐き捨てている。

画像2(C) 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

ワールドプレミアは、イギリスのロンドン「シネワールド・レスター・スクエア」で開催(2月13日:現地時間)。ポン・ジュノ監督のほか、パティンソン、ナオミ・アッキースティーブン・ユァントニ・コレット、ラファロが出席した。

使い捨てワーカーの主人公ミッキーを演じたパティンソンはネイビーのスーツをスマートに着こなし、満面の微笑みでレッドカーペットに登場。速取材に応じると「日本に最後に行ったのは2012年かな! この前韓国には行ったんだけど、日本にもいつか行きたいね!」とコメント。さらに日本のファンへのメッセージを求められると「この作品は実はアニメを参考にしている役が多いんだ。僕の演じたミッキーも様々なアニメのキャラクターを参考にしているから、日本のお客さんにも響く部分があると嬉しいよ!」と笑顔を見せた。

画像3(C) 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
画像4(C) 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

続いてポン・ジュノ監督は、「コンニチハ!」と日本語で挨拶しながら登場。注目のシーンを聞かれると、「ロバート演じるミッキーが、もう一人のミッキーとはじめて対面した後、すぐに喧嘩を始めます、そのシーンはぜひ楽しんでほしいですね」と回答。さらに、日本のファンへのメッセージを求められると、「私は多くの日本人監督のファンです。そして、日本の漫画やアニメをたくさん見てきました。なので私の作品には日本人的な感性が感じられると思います!」とコメントを寄せた。

画像5(C) 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

ワールドプレミアで本作をいち早く鑑賞し、ポン・ジュノ監督ワールドを体感した現地の観客からは「絶対に見逃せない作品!本当に素晴らしかった!」「あと8回は観たい」「ポン・ジュノ監督の非常に独創的な作品!」「斬新で無二なストーリーテリングが現代社会にも鋭く切り込んでいる」「適度なコメディが映画にテンポを与え素晴らしい」「ロバート・パティンソンの多才さが証明」「これほど多くのパティンソンを浴びれる作品はない」「マーク・ラファロの悪役も素晴らしかった」と絶賛の声があふれていた。

ミッキー17」は、3月28日に全国公開。

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