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第98回キネマ旬報ベスト・テンが決定 「夜明けのすべて」が1位、主演俳優賞は河合優実&松村北斗【受賞一覧】

2025年2月5日 00:00

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「夜明けのすべて」
「夜明けのすべて」
(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

キネマ旬報社が選出する「2024年 第98回キネマ旬報ベスト・テン」が発表された。

日本映画第1位は、三宅唱監督が、松村北斗上白石萌音を主演に迎えた人間ドラマ「夜明けのすべて」。瀬尾まいこ氏の同名小説の映画化で、パニック障害とPMS(月経前症候群)を抱え、生きづらさを感じる男女が特別な絆を築いていく姿を描いた。

外国映画第1位は、クリストファー・ノーラン監督が、「原爆の父」と呼ばれた物理学者ロバート・オッペンハイマーを題材に描いた歴史ドラマ「オッペンハイマー」。彼の栄光と挫折、苦悩と葛藤を描き、第96回アカデミー賞でも作品賞、監督賞を含む7部門を制した。

文化映画第1位は、2022年4月にNHK BSで放送され、令和4年度文化庁芸術祭・テレビドキュメンタリー部門大賞に輝いた「正義の行方 飯塚事件30年後の迷宮」を劇場版として公開した「正義の行方」が受賞した。

「ナミビアの砂漠」
「ナミビアの砂漠」
(C)2024「ナミビアの砂漠」製作委員会

主演女優賞は、河合優実(「ナミビアの砂漠」「あんのこと」)、主演男優賞は松村北斗(「夜明けのすべて」)が受賞し、コメントが発表された。なお、主演賞が共に20代という結果は、2012年度の安藤サクラ(「かぞくのくに」)、森山未來(「苦役列車」)以来。

また、助演女優賞の忍足亜希子(「ぼくが生きてる、ふたつの世界」)は、ろう者(生まれつき耳がきこえない)俳優として初の受賞。助演男優賞の池松壮亮(「ぼくのお日さま」「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」)は、2014年度助演男優賞 (「ぼくたちの家族」ほか)、2019年度主演男優賞(「宮本から君へ」)に続き5年ぶり3度目の受賞となった。

なお、ベスト・テンの2位以下の作品と各個人賞の詳細は、2月5日発売の「キネマ旬報2月号増刊 2024年キネマ旬報ベスト・テン発表号」に掲載される。受賞一覧、コメントは以下の通り。

【作品賞】
■日本映画ベスト・テン第1位:「夜明けのすべて
(監督:三宅唱/配給:バンダイナムコフィルムワークス=アスミック・エース)
■外国映画ベスト・テン第1位:「オッペンハイマー
(監督:クリストファー・ノーラン/配給:ビターズ・エンド、ユニバーサル映画)
■文化映画ベスト・テン第1位:「正義の行方
(演出:木寺一孝/配給:東風)
【個人賞】
日本映画監督賞 三宅唱 「夜明けのすべて
日本映画脚本賞 野木亜紀子 「ラストマイル
外国映画監督賞 クリストファー・ノーラン 「オッペンハイマー
主演女優賞 河合優実 「ナミビアの砂漠」「あんのこと
主演男優賞 松村北斗 「夜明けのすべて
助演女優賞 忍足亜希子 「ぼくが生きてる、ふたつの世界
助演男優賞 池松壮亮 「ぼくのお日さま」「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ
新人女優賞 中西希亜良 「ぼくのお日さま
新人男優賞 越山敬達 「ぼくのお日さま
読者選出日本映画監督賞  三宅唱 「夜明けのすべて
読者選出外国映画監督賞  クリストファー・ノーラン 「オッペンハイマー
読者賞 斎藤環 「映画のまなざし転移」
■主演女優賞 河合優実コメント
本当にありがとうございます。今回選んでいただいた2本は自分にとってほかの何にも代えがたい映画なので、そのような作品で選んでいただきとても嬉しいです。「キネマ旬報」の表紙を主演女優賞というかたちで飾れることも、とても光栄に思っています。未来への糧としたいと思います。
■主演男優賞 松村北斗コメント
今回、「キネマ旬報」の主演男優賞という素敵な賞をいただき、この賞の歴史と、いままで受賞された方々のお名前を見ながら、とても光栄に思っております。映画を通して、自分がかつて覚えた感動を誰かに受け渡せているんだなと、何かもう一つの“居場所”を見つけられたような気持ちになりました。

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