「WANDA」から「ノベンバー」、「ヒューマン・ポジション」まで全6作を上映 小さな配給会社クレプスキュール フィルム レトロスペクティブ開催
2025年1月29日 17:00

2022年にひっそりと、たったひとりで立ち上げられた「小さな配給会社」クレプスキュール フィルムの配給作品第7弾となる「メイデン」(4月19日公開)の公開を記念し、これまでに同社が配給した全6作品をレイトショーで一挙上映する「クレプスキュール フィルム レトロスペクティブ」が3月22日~4月18日までシアター・イメージフォーラムで開催される。
スマッシュヒットを記録した日本劇場初公開のアメリカ映画「WANDA ワンダ」に始まり、映像美で魅せる東欧エストニアのダーク・ラブストーリー「ノベンバー」、チェコスロバキア最後の女性死刑囚をモノクロで描いたチェコ映画「私、オルガ・ヘプナロヴァー」、妻を亡くした棺桶職人の老人と戦争から戻らない夫の帰りを待つ栗売りの女性を寓話的に描いたスロベニア映画「栗の森のものがたり」、その攻撃性から施設を転々としなければならない9歳の少女を描きベルリン国際映画祭で銀熊賞も受賞したドイツの話題作「システム・クラッシャー」、そして心の居場所を求める新聞記者を描いた癒しのノルウェー映画「ヒューマン・ポジション」と、国もテーマもそれぞれ違う話題作が目白押しの1カ月間となる。

鑑賞券は当日一般1,400円(税込)、先行販売となる1回券は1,200円(税込)で、3枚のポストカード(ランダム封入)&スマホケースにピッタリのステッカー付き。さらにチケットが3枚セットとなった3回券は3,600円(税込)で前述のステッカーに加えてオリジナルB3ポスター(「WANDA ワンダ」または「ノベンバー」のどちらか選べる)も付属する。

「小さな配給会社」と公式Xに記載されたクレプスキュール フィルムは2022年にたったひとりで立ち上げた、文字どおりの”小さな”会社。年2本の少ペースで公開してきた配給作品数も、はや6本。余白のある映画が好き、足りないところは自分の感性で、引き出しで埋めてゆく楽しみがある…を心情に、楽しくも、孤独な作業の作品選び。初日を迎えると、SNSの反応と裏腹に、シビアな日報が届く(泣きたくなることも)。配給作品第7作「メイデン」(4/19~)の公開を記念してレトロスペクティブ上映を開催します。クレプス配給作品を観ることで、自分のなかの新しい感情との出逢いを……この機会にスクリーンでご堪能ください!
実施劇場:シアター・イメージフォーラム
実施期間:3月22日(土)~4月18日(金) 4週間限定レイトショー
上映作品:
Vol.1 「WANDA ワンダ」 3月22日(土)~3月26日(水)
Vol.2 「ノベンバー」 3月27日(木)~3月31日(月)
Vol.3 「私、オルガ・ヘプナロヴァー」 4月1日(火)~4月5日(土)
Vol.4 「栗の森のものがたり」 4月6日(日)~4月9日(水)
Vol.5 「システム・クラッシャー」 4月10日(木)~4月13日(日)
Vol.6 「ヒューマン・ポジション」 4月14日(月)~4月18日(金)
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“最高&最幸”の一作
【過去最高の評価!最も泣いた!】ありがとう、そして…さようなら!? 結末は絶対に観て…!
提供:キノフィルムズ

ハリポタファンに激烈にオススメ
【本気で良かった】夢と魔法のような、最高の空間…特別すぎる体験でした【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

え、伊藤英明!? すごすぎる…!
【狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!】地上波では絶対ムリ!? 超暴力的・コンプラガン無視の超過激作!
提供:DMM TV

是枝裕和監督作品「ラストシーン」
iPhone 16 Proで撮影。主演は仲野太賀と福地桃子。(提供: Apple)