エマニュエルを快感へ導く女性、秘密の情事から連帯へ「エマニュエル」本編映像
2025年1月10日 17:00

官能文学の傑作「エマニエル夫人」の舞台を現代に変え、全く新しい官能映画として描く「エマニュエル」。主人公エマニュエルを快感へと導く女性キャラクター、ゼルダの出演シーンを切り取った本編映像が公開された。男性の欲望の対象としてではなく、自らの快感のために行為をする女性の姿から、オドレイ・ディワン監督は男女関係なく世界の観客に新しい感覚を伝えている。
ホテルの品質管理の仕事を請け負うエマニュエルは、監視室のベテラン従業員(アンソニー・ウォン)からプールの常連客ゼルダの存在を教えられる。宿泊客でもないのに、毎日のようにプールサイドで本を片手に男性客とおしゃべりをするゼルダはやがて、敷地の奥にある小屋へと消えていく。気になったエマニュエルが跡をたどると、そこには男性客と情事を重ねるゼルダの姿があった。エマニュエルの視線に気付くも焦ることのないゼルダから、エマニュエルは目が離せなくなってしまう――。
(C)2024 CHANTELOUVE - RECTANGLE PRODUCTIONS – GOODFELLAS – PATHÉ FILMS1974年の「エマニエル夫人」にも、エマニエルの社交界の友人として性に奔放なマリアンジュという若い女性が登場する。ゼルダにもその影を感じるものの、彼女の場合は自身の身体が求めるものが何であるかを知っており、エロティシズムにおいて一番大事なものは何かをエマニュエルに指南する。本編では、やがてエマニュエルとゼルダの関係がシスターフッドに近いものに変化し、“女性同士の連帯”を描くためのキャラクターとして重要な役割が与えられている。
そして映像の冒頭にホテルの監視員役として登場するのは、香港出身の大スターアンソニー・ウォン。現在も植民地時代の名残が見え隠れする街で、激動の時代を生き抜いてきた名俳優が説得力と威厳を作品にもたらしている。
「エマニュエル」は、25年1月10日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで全国公開。
(C)2024 CHANTELOUVE - RECTANGLE PRODUCTIONS – GOODFELLAS – PATHÉ FILMS
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、どの映画を観たらいいですか?
【答え:私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
非常識なまでの“面白さと感動”
【涙腺崩壊も待ったなし】“最弱の青年”と“下半身を失ったアンドロイド”…ヤバすぎる世界へ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ