麻薬カルテルのボスが性転換手術を受けて女性に 第82回ゴールデングローブ賞最多8部門10ノミネート「Emilia Perez」3月28日公開
2024年12月11日 09:00

カンヌ国際映画祭で主演女優賞・審査員賞をダブル受賞し、第82回ゴールデングローブ賞でも作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、監督賞、主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ほか最多8部門10ノミネートを果たしたジャック・オーディアール監督の「Emilia Perez(原題)」が、3月28日から公開される。
出演は今年のカンヌ国際映画祭で女優賞をアンサンブル受賞した、ゾーイ・サルダナ、カルラ・ソフィア・ガスコン、セレーナ・ゴメス、アドリアーナ・パス。監督と脚本を手掛けたのは「ディーパンの闘い」でカンヌ映画祭パルムドール、「ゴールデン・リバー」でヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞するなど世界で高く評価されているフランスの名匠ジャック・オーディアール。
メキシコの麻薬カルテルのボスが、性転換手術を受けて女性に生まれ変わるという物語で、トランスセクシュアルのカルラ・ソフィア・ガスコンが主人公を演じ、トランスジェンダーの俳優としてカンヌ映画祭で初めて女優賞を受賞した。3月28日から、新宿ピカデリーほか全国公開。
弁護士リタは、麻薬カルテルのボス、マニタスから「女性としての新たな人生を用意してほしい」という極秘の依頼を受ける。リタの完璧な計画により、マニタスは姿を消すことに成功。数年後、イギリスで新たな人生を歩むリタの前に現れたのは、新しい存在として生きるエミリア・ペレスだった。過去と現在、罪と救済、愛と憎しみを絡め、彼女たちの人生が再び動き出す――。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント