ティルダ・スウィントン&ジュリアン・ムーア「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」アルモドバルの色彩感覚光る場面写真
2024年11月27日 15:00
ティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーアが共演、第81回ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した、ペドロ・アルモドバル監督初の長編英語作品「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」の場面写真が公開された。
第72回アカデミー外国語映画賞に輝いた「オール・アバウト・マイ・マザー」、第75回アカデミー脚本賞を受賞した「トーク・トゥ・ハー」などで知られるアルモドバル監督。本作では、ティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーアが共演し、自らの余命を悟ったマーサと、そんなマーサの最後の願いを聞き入れようとするイングリッドのふたりの女性が共に過ごす数日間が描かれる。
今回もペドロ・アルモドバル監督の特徴といえる独特な色彩感覚が本作でも存分に発揮されている。衣装や家具はもちろん小道具までカラフルな色使いがポイントで、尊厳死という重厚なテーマを描きながらも軽やかな印象を与える。
さらにアルモドバル初の英語長編デビューとなる本作の舞台はニューヨーク。アルモドバル流に捉えられた賑やかなニューヨークの街並みも、都会的な暮らしを営むふたりの女性の人生を描くうえで大事な要素の一つとなっている。
本作のプロダクションデザインを務めたのは、これまでにマーティン・マクドナー監督の「スリー・ビルボード」や、ルカ・グァダニーノ監督の「サスペリア」など著名監督の作品を多く手がけたインバル・ワインバーグ。イスラエル生まれでニューヨークを拠点に活動しており、アルモドバルとは今回が初のタッグとなる。衣装を担当したのは、「オール・アバウト・マイ・マザー」「ボルベール 帰郷」の2作品でアルモドバル作品に携わったビナ・ダイヘレル。
さらにアメリカの作家シーグリッド・ヌーネスによる原作小説「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」(原題:What Are You Going Through)が早川書房から2025年1月23日発売される。「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」は、2025年1月31日公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
【第81回ベネチア国際映画祭】ペドロ・アルモドバル新作は死を見つめる物語、初の英語長編劇に18分の喝采 ブラピ&ジョージ・クルーニーは「ウルフズ」お披露目
2024年9月5日 13:00
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】本当に放送していいのか…!?不適切報道か否か?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作だった…!
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー