「大きな玉ねぎの下で」山本美月、中川大輔、伊藤あさひらが参戦! “ふたつの恋”を収めた場面写真一挙公開
2024年11月18日 18:00
本作は、デビュー40周年を迎えた人気ロックバンド「爆風スランプ」が1985年に発表したヒット曲にインスパイアされた物語。「大きな玉ねぎの下で」はペンフレンドの文通相手と初めて武道館で待ち合わせる淡く切ない恋模様を綴ったバラードソングで、「大きな玉ねぎ」は日本武道館の屋根の上に光る擬宝珠を指している。
映画で描かれるのは、手紙やノートでのやり取りを通して、顔も知らない相手に恋をするラブストーリー。SNSで簡単に繋がれる時代に、あえて手書きで心の声を綴りながら関係を築いていくノスタルジックな世界観と、令和と平成の2つの恋が交錯することも見どころとなっている。監督は「彼女が好きなものは」「アイミタガイ」(11月1日公開)の草野翔吾。脚本は「東京リベンジャーズ」などを手掛けた高橋泉が担当した。
山本が演じるのは、カフェ「Double」で働く美優(桜田)の先輩・篠田沙希役。先輩として、恋に仕事に一喜一憂する美優を温かく見守る役どころだ。山本は「撮影中は、美優の心の拠り所のようなバイト先の先輩であれればと思いながら過ごしていて、この役を演じることで、私大人になったんだなと感じました」とコメントを寄せた。
丈流(神尾)の大学のクラスメイト・喜一役は中川が務め、丈流の“もどかしい恋”を陰で支えるムードメーカーを担う。中川は「人、時代、いろいろな要素が最後一つになって名曲に繋がっていて、台本を読む度に泣いてしまいました」と感想を語った。
丈流と喜一の友人・小柴役は、伊藤。丈流や喜一と違い、将来を見据え堅実的に行動する大学生を自然体に表現。プレイベートでも交流のある神尾との共演について、「楓珠くんからも『本当の友達がいると嬉しい』と連絡があり、自分としては親友の力になりたい、本当の親友だからこその空気感を出せるのではとワクワクしながら参加しました」と喜びを明かした。
丈流のバイト先であるバー「Double」の店長・重田役は、「ゲスの極み乙女」「DADARAY」「ichikoro」「礼賛」の4つのバンドでベースを担当する休日課長。本作では、将来に悩む丈流を見守る職場の先輩というキャラクターに扮する。休日課長は「高校時代、初めて『大きな玉ねぎの下で』を聴いた時、その曲と日本語の魅力に溢れた歌詞に感動した記憶が鮮明に残っています。大好きな曲から生まれた映画からのお誘い、たまらなく嬉しかったです」と本作への想いを語った。
丈流がバーで出会う若い起業家・望月役を演じる和田は、「世代によっては懐かしくもあり、新鮮にも感じられる。そんな不思議な感覚を与えてくれる希有な作品です。映画館でほっこりした心の温もりを感じて下さい」とメッセージを寄せた。
場面写真には、バイト先のノートを通じて言葉を交わし始めたことを機に、お互いの顔も声も知らぬまま惹かれ合う美優(桜田)と丈流(神尾)の姿に加えて、平成で描かれる“もう一つの恋”もとらえられている。同じ高校の放送部に所属する虎太郎(藤原大祐)と大樹(窪塚愛流)が部室でふざけあう様子や、病気がちで控えめな今日子(伊東蒼)と彼女に寄り添い支える親友の明日香(瀧七海)の姿も収められ、令和と平成、時代を超えて交差する切なくも淡い恋の物語に期待が高まる。
「大きな玉ねぎの下で」は2025年2月7日公開。ムビチケは12月13日より発売。キャスト陣のコメント全文は以下の通り。
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