「グラディエーターII」リドリー・スコット監督&ハンス・ジマーが太鼓判! 映画に命を吹き込む音楽に迫る特別映像公開
2024年10月25日 21:30

巨匠リドリー・スコットが手掛けた名作の続編「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」の特別映像が公開された。前作「グラディエーター」(00)の音楽を手掛けた名作曲家ハンス・ジマーとスコット監督が、ハリー・グレッグソン=ウィリアムズが奏でるサウンドを絶賛している。あわせてラージフォーマット版ポスター(Dolby Cinema、IMAX、4DX、ScreenX)もお披露目された。
古代ローマを舞台にした前作「グラディエーター」は、苛烈を極める皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ、奴隷の座へと落とされた元大将軍マキシマスが復讐を誓い、剣闘士(グラディエーター)としてコロセウムで極限の闘いに挑むさまを描いた。ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、リチャード・ハリスら名優たちによる演技合戦、大スケールで描かれる情熱的なバトルシーンなどが話題を呼び、第73回アカデミー賞では作品賞、主演男優賞を含む5部門受賞を果たした。

今作では前作の“その後”が、最新技術によってさらにグレードアップした映像で描かれる。激しい闘いの末に剣闘士マキシマス(クロウ)が皇帝コモドゥス(フェニックス)に勝利したことで、大きな転換点を迎えたかに思われたローマだが、十数年後、次なる暴君の圧政によって市民は苦しい生活を強いられていた。そんな中、将軍アカシウス(ペドロ・パスカル)率いるローマ帝国軍の侵攻によって愛する妻を殺されたルシアス(ポール・メスカル)は奴隷として売られ、グラディエーター=剣闘士となる。


前作「グラディエーター」は、「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「バックドラフト」のメインテーマでもお馴染みのジマーが音楽を手掛け、第73回アカデミー賞作曲賞にノミネート。続編となる今作では、「キングダム・オブ・ヘブン」でスコット監督とタッグを組んだたウィリアムズが音楽を担当した。ウィリアムズは、「ナルニア国物語」シリーズで第63回ゴールデングローブ賞作曲賞を受賞し、グラミー賞にノミネート。日本とも縁深く「メタルギアソリッド」シリーズの音楽も手掛けている。
映像では、ジマーがウィリアムズを「素晴らしい作曲家だ。彼の才能には驚かされるよ」と絶賛。ウィリアムズがオーケストラを指揮し、大帝国・古代ローマの熱き闘いをより引き立たせるような、壮大でパワフルなサウンドを作り上げている様子がうかがえる。

ウィリアムズは「ハンスが手掛けた前作の要素を取り入れた。だから最高の音楽に仕上がったんだ。リドリーは音楽に対して非常に正直だ。彼がイメージする物語の明暗を、私が音で表現する。アクションシーンの迫力と、ローマの品格とのバランスを保ちながらね」とコメント。「“(主人公)ルシアスが、(前作の主人公)マキシマスとなる”という文を台本で目にして、ハンスのように、この映画を象徴するルシアスのテーマを作ろうと決めた」と手ごたえを明かしている。そして、スコット監督も「音楽はメッセージだ。映画に命を吹き込んでくれる。この作品を見て、誰もが共感するはずだ」と大満足の様子で語っている。
「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」は11月15日から全国公開。
(C)2024 PARAMOUNT PICTURES.
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