「こまねこのかいがいりょこう」プレミア 気の遠くなる撮影方法にキンタロー。も驚いた
2024年10月23日 14:00

Netflixシリーズ「リラックマとカオルさん」や、前代未聞のストップモーション時代劇「HIDARI」などを手掛ける、日本の“こま撮り“アニメーションの最高峰ドワーフスタジオの最新作「こまねこのかいがいりょこう」が、10月25日から公開される。
これに先立つ10月22日、新宿バルト9でプレミア上映が実施され、同作の合田経郎監督と、こまねこの着ぐるみをまとった「キンタロー。」が登壇し、作品の魅力を語った。

冒頭、前田敦子のモノマネで笑いを取ったキンタロー。だったが、合田監督が「今日は遠いところありがとう」と声をかけると、すかさずキャラ変。「長い間、撮影に携わってくださってありがとうございます。来る日も来る日も、監督はドーナツをかじりながらボクを徹夜で動かしてくれたんです。やっと喋れるようになりました」と、こまねこが憑依したように語るキンタロー。に合田監督も「20年やったからね。喋れるようになったね」とのっかり、息のあったアドリブを見せていた。

撮影は全編こま撮りで実施されているが、どれぐらい時間がかかるのかという質問に、合田監督が「人形をちょっとずつ動かしながら、写真を撮っていくという作り方で、1秒間に24コマ必要なので、作れるのが1日5秒くらい」と明かすと、キンタロー。は「えーっ! びっくり!」と驚きの声を挙げた。今回の新作も尺は8分だが、制作期間は1年を要したという。
25日からの公開では、新作の「こまねこのかいがいりょこう」に加え、2006年に「こま撮りえいが こまねこ」として劇場公開されたエピソードの中から、「はじめのいっぽ」(5分)、「こまとラジボー」(9分)、「ほんとうのともだち」(26分)の3作品もあわせて上映される(4作品合計50分)。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)