82歳のハリソン・フォード“人とのつながり”を糧に第一線で活躍
2024年10月16日 11:00
Photo by Karwai Tang/WireImage/Getty Images1970年代のブレイクから半世紀以上、ハリウッドの頂点に君臨し続けるハリソン・フォード。82歳という年齢を感じさせない情熱で俳優業を続ける理由を米バニティ・フェアのインタビューで明かした。
「スター・ウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」シリーズで世界中のファンを魅了してきたフォードだが、彼を駆り立てる原動力は“人とのつながり”にあるという。
「俳優を続けることで、人間として欠かせない交流が得られるんだ」と、フォードは率直に語る。
「卓越した技術と豊富な経験を持つ仲間たちと想像力を駆使して仕事ができる。彼らと共に作品を作り上げていく過程は、本当に刺激的で楽しいものなんだ」
現在、フォードはAppleTV+のコメディドラマシリーズ「シュリンキング 悩めるセラピスト」に出演中。ビル・ローレンス、ジェイソン・シーゲル、ブレット・ゴールドスタインが共同制作するこの作品で、フォードはパーキンソン病と闘いながら認知行動療法の診療所を率いるポール役を演じている。この役は、フォードのキャリアの中でも珍しいコメディタッチへの挑戦となった。
「実は、父がジョークを言うのが大好きだったんだ」とフォードは回想。
「ジョークの言葉選びやその背後にある考え方に、私はいつも興味を抱いていた。俳優を志したとき、シリアスなドラマとコメディの両方に挑戦したいと思っていたんだ。結局、両方の仕事をすることになったが、私の中ではあまり区別をしていない。ジョークを言う場面も、シリアスな場面も、感情的な場面も、俳優としては同じように向き合っているつもりだ」
共演者との関係性についても、フォードは興味深い見解を示した。
「現場を楽しむことが大切だと思っている。楽しんでいる人々と一緒にいるのが好きなんだ。あまり真面目になりすぎるのは好きじゃない」
この言葉からは、和やかな雰囲気の中で創造性を発揮することを重視するフォードの姿勢がうかがえる。「シュリンキング 悩めるセラピスト」シーズン2は、2024年10月16日からAppleTV+で配信開始。
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