「憐れみの3章」ランティモス監督こだわりの35ミリフィルム上映決定! 「哀れなるものたち」など過去作の再上映も
2024年9月3日 13:00

「哀れなるものたち」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンがタッグを組んだ「憐れみの3章」の35ミリフィルムの上映が決定した。日本では唯一、109シネマズプレミアム新宿で9月27日から上映される。

本作は、ランティモス監督のもと、「哀れなるものたち」で2度目のアカデミー賞主演女優賞に輝いたストーンをはじめ、同作に出演したウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーが再集結。さらに、ジェシー・プレモンス、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファーといった実力者が顔を揃えた。「籠の中の乙女」「ロブスター」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」のエフティミス・フィリップが、ランティモス監督とともに共同脚本を手掛けた。

今作でもランティモス監督は、「女王陛下のお気に入り」と「哀れなるものたち」でアカデミー賞にノミネートされた撮影監督のロビー・ライアンと再タッグを組み、独創性あふれる世界をこだわりの手法で撮影。ランティモス監督の映画において「魔法の杖」とも称されるフィルム撮影は、一筋縄ではいかない物語を映し出すにあたり、ビジュアルの質を驚くほど高めてくれたという。フィルム撮影に対して並々ならぬこだわりをもつランティモス監督は、本作を初披露した第77回カンヌ国際映画祭でも、全ての上映を35mmフィルムで行っている。

109シネマズプレミアム新宿では、「憐れみの3章」の35mmフィルム上映に加えて、「哀れなるものたち」「女王陛下のお気に入り」も9月27日から再上映(35ミリフィルムでの上映は「憐れみの3章」のみ)。上映スケジュールなどの詳しい情報は、109シネマズプレミアム新宿の公式サイト(https://109cinemas.net/premiumshinjuku/)で発表される。
また、ホワイトシネクイントでは、9月6日からランティモス監督の過去作「ロブスター」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」を上映予定。上映スケジュールなどの詳しい情報は、ホワイトシネクイントの公式サイト(https://www.cinequinto.com/white/)で確認できる。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

ハンサム・ガイズ
【すっげぇ楽しかった超刺激作】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

吉永小百合“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

スパイによる究極のスパイ狩り
【前代未聞の心理戦】辛口批評サイト96%高評価、目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

なんだこの映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント