「ベイマックス」金曜ロードショーで9月6日放送 トトロやラピュタから影響を受けたディズニー映画
2024年8月16日 06:00
ディズニー映画「ベイマックス」が、日本テレビ系の「金曜ロードショー」で9月6日午後9時から放送されることが決定した。
本作は、アカデミー賞で長編アニメ映画賞を獲得し、全世界で6.5億ドルを超え、日本でも91億円を超える興行収入を記録した大ヒット長編アニメーション。原作のマーベルコミックス「BIG HERO 6」をモチーフに、ディズニーならではのファンタジックな要素をプラス。兄の死に心の傷を負った主人公の少年が、形見となったケア・ロボット“ベイマックス”との交流の中で立ち直っていく姿、そして2人と兄の大学の仲間たちが力を合わせて陰謀に立ち向かって行くさまを描く。
監督は、「ボルト」(09年)で監督を務め、「アナと雪の女王」(14)では声優としても参加しているクリス・ウィリアムズと、「ストレンジ・ワールド もうひとつの世界」(22)のドン・ホールが共同で担当した。
物語の舞台となるのは、東京とサンフランシスコを合体させた架空の都市「サンフランソウキョウ」。プロデューサーのロイ・コンリ氏は「宮﨑駿監督の『となりのトトロ』と『天空の城ラピュタ』には多くの影響を受けた」と語っており、ベイマックスの顔のデザインには「鈴」のイメージが採用されるなど、日本とゆかりの深いファンタジー作品となっている。金曜ロードショーでは、8月23日に「となりのトトロ」、8月30日に「天空の城ラピュタ」の放送を予定している。
主なキャラクターと作品情報、今後の放送ラインナップは以下の通り。
何があってもヒロを守り抜こうとする、兄・タダシが作ったケア・ロボット。空気の詰まった柔らかいボディでヨチヨチ歩き。一瞬で目の前の守るべき人の心とカラダの健康状態をスキャンする。手をこすり合わせるとAEDに、1万通りの治癒法がプログラミングされていて、傷ついた人のSOSをキャッチする。戦闘意欲も戦闘能力もゼロ。
天才的な科学の才能を持つ14歳の少年。両親は3歳の時に他界。天才ゆえの孤独を少年らしい心に隠した彼にとって、唯一の味方であり理解者は兄のタダシ。しかし、タダシが謎の爆発事故で命を落とし、心を閉ざす。その心を癒やしたのはタダシの形見のケア・ロボット、ベイマックス。ベイマックスと共にタダシの死の真相に迫ろうとする。
ヒロの兄でサンフランソウキョウ工科大学の大学生。幼い頃から亡き両親に代わり、最愛の弟のヒロを守り導いてきた唯一の理解者。ヒロの科学の才能を認め、発揮できるよう助力と応援を惜しまない。だが、謎の爆発事故で命を落とす。自らが愛情込めて作り上げたケア・ロボット、ベイマックスに“ある使命”を託した。
ヒロとタダシの両親亡き後、母親代わりとなり、育ち盛りの男の子2人を世話することと格闘してきた叔母。2人の甥を深く愛し、少しせっかちだけどいつも明るい愛すべき女性。度々問題を起こすヒロにパニックになることも。タダシ亡き後は、ヒロを元気づけようと明るさ倍増で接する。カフェを営む。
怪獣好きが高じて着ぐるみが手放せない。
ハッピーでいつも前向き、化学のエキスパート。
緊急時でも几帳面。レーザー誘起プラズマを研究。
タフで運動神経抜群。専門は電磁サスペンション。
タダシ:小泉孝太郎(ダニエル・ヘニー)
ベイマックス:川島得愛(スコット・アツィット)
ヒロ:本城雄太郎(ライアン・ポッター)
フレッド:新田英人(T・J・ミラー)
ゴー・ゴー:浅野真澄(ジェイミー・チャン)
ワサビ:武田幸史(デイモン・ウェイアンズ・Jr.)
ハニー・レモン:山根舞(ジェネシス・ロドリゲス)
ロバート・キャラハン:金田明夫(ジェームズ・クロムウェル)
アリステア・クレイ:森田順平(アラン・テュディック)
謎の事故で最愛の兄タダシを失った天才少年ヒロ。深く傷ついた彼の心を救ったのは、人々の心と体を守るために兄が開発したケア・ロボットのベイマックスだった。兄の死の真相をつかもうとする二人だったが、彼らの前に未知なる強大な敵が立ちはだかる。ケア・ロボットとして人を傷つけることを禁じられているベイマックスに、大切なヒロを守り切ることはできるのだろうか?そして、兄がベイマックスに託した、驚くべき“使命”とは?
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