大泉洋×宮藤官九郎「終りに見た街」吉田羊、堤真一ら豪華キャストが発表! 神木隆之介、西田敏行らも特別出演
2024年8月15日 05:00
山田太一さんの名作を大泉洋の主演、宮藤官九郎の脚本でドラマ化するテレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム「終りに見た街」のキャスト12人が発表された。吉田羊、奥智哉、當真あみ、今泉雄土哉、勝地涼、三田佳子、堤真一、神木隆之介、田辺誠一、塚本高史、西田敏行、橋爪功が物語を彩る。
本作は脚本家、小説家であり、ホームドラマの名手である山田さんが、戦争体験者のひとりとして、厳しい体験を次世代に伝えることをテーマに執筆したもので、テレビ朝日で2度ドラマ化された。今作では令和を舞台に、東京郊外で何不自由なく暮らすテレビ脚本家・田宮太一(大泉)の一家が、ある日突然、昭和19年6月にタイムスリップし、太平洋戦争まっただ中の時代を懸命に生きる姿を描く。
太一の妻・田宮ひかりを演じるのは、「ラストマン 全盲の捜査官」で大泉と共演し、宮藤が脚本を手掛けた「不適切にもほどがある!」にも出演した吉田羊。家事や介護に忙しくしながらも、パートの仕事にやりがいを感じて頑張るしっかり者のひかりは、戦時下でも時に太一を叱責しながらも寄り添い、家族が生き延びるために懸命に支える。
太一一家と時同じくして過去の世界に迷い込んだ太一の父の戦友の甥・小島敏夫を演じるのは、映画「駆込み女と駆出し男」と「室町無頼」(25年1月17日公開)で大泉と共演した堤真一。陽気で人当たりが良く、目の前のことを受け入れて前向きに動く敏夫は、昭和19年の世界にもすぐに馴染み、戦時下で生きる中で太一の良き支えとなる。そんな敏夫と一緒にタイムスリップした息子・小島新也役は奥智哉。口数が少なく、何を考えていのるかわからないミステリアスな新也を演じる。
思春期真っただ中の太一とひかりの娘・田宮信子役は、當真あみ。令和の女子高生の信子が、昭和19年の過酷な状況下で生きていく中でやがて変化が現れる。太一とひかりの息子・田宮稔役は今泉雄土哉。戦争を知らない稔が戦時下で変わっていく様を繊細に演じる。また、太一の母親・田宮清子役は三田佳子が担う。唯一の戦争体験者である彼女は、認知症が出始めているが、タイムスリップした先の昭和19年では清子の記憶が太一たちの頼りとなる。
令和において、太一が仕事で世話になっているプロデューサーの寺本真臣役を演じるのは、宮藤脚本のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で“前髪クネ男”として強烈なインパクトを残した勝地涼。本作でもノリは軽すぎるが物語のキーパーソンでもあるキャラクターを熱演する。
物語にさらなる深みを与える豪華キャストの特別出演も決定。令和の時代、ひかりのパート先であるドッグウェア専門店のオーナー・五十嵐役で神木隆之介、太一が脚本を手掛けたドラマ「刑事七、八人」の出演者である先輩俳優役で田辺誠一、後輩俳優役で塚本高史が登場。太一と敏夫が食糧難の中でほどこしを乞う農夫役で西田敏行、タイムスリップした直後の太一に激しく詰め寄る昭和の老人役で橋爪功が出演する。
テレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム「終りに見た街」は、9月21日午後9時から放送。吉田と堤のコメントは以下の通り。
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