「夏目アラタの結婚」に佐藤二朗が出演 主演・柳楽優弥と11回目の共演「率直に言ってとても好きな俳優」
2024年6月27日 07:00
“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠(黒島結菜)。死刑囚として収監されている22歳の真珠のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタ(柳楽)は、突如“獄中結婚”を申し出る。
佐藤が演じるのは、死刑囚アイテムコレクターの藤田信吾。真珠の面会に訪れるアラタと拘置所のロビーで知り合うことになる、奇妙で怪しげな男という役どころだ。
主演の柳楽にとって佐藤は、「星になった少年」(2005年)を皮切りに、本作のメガホンをとった堤幸彦監督の「包帯クラブ」(2007年)、実写版「銀魂」2作品や、「今日から俺は!! 劇場版」(2020年)など様々な映画やドラマで共演し、本作で11回目の共演。柳楽自身の20年を超えるキャリアの中で、最多の共演回数を誇る。
佐藤は「堤監督は僕がこの映像の世界に入るきっかけを作ってくれた人、恩人と言って良い人ですからね。堤さんからオファーを受けるのは嬉しい。プラス主演の柳楽優弥。本人から『一番共演回数が多いのが二朗さんなんです』と言われて、彼が十代の時から数え始めるとキリがないですが、すごいことだなと。率直に言ってとても好きな俳優なんです。なのでとても嬉しい気持ちでオファーを受けました。柳楽と久々に芝居ができて嬉しかったですね」と明かす。
今回演じた“死刑囚アイテムコレクター”という聞きなれないキャラクターについては「久々にエッジの効いた役なので、とても面白いなと思いました。その言葉だけ聞くと、ちょっと変わった人という括りにされそうですけれども、死刑囚のアイテムに惹かれる何かが、この藤田という人の中にあるんでしょうし、ただのふざけた人ではないと思っています」と説明。
さらに「クセは強いのかもしれないし、ちょっと変わった趣味ではあるけれども、真剣に死刑囚のアイテムに惹かれている、恋焦がれている事が土台にないといけない。その事だけは忘れずに演じなければ、と常に思っていました」と独特なキャラクターの役作りについて語っている。
主演の柳楽も、佐藤との共演に「やはり堤監督との関係性が深い方だと思いましたし、僕自身も最初は14歳のときにご一緒させていただいて、そこから20年近くたつのですが、お会いすると『いつもありがとうございます!』という気持ちになります」と大きな喜びを語る。「佐藤さんが作り出す唯一無二のキャラクターが好きですし、初めてご一緒させていただいた時から変わらない、独特な空気感、間合い、そしてご自身の人柄がとても魅力的だなと感じています。これからも色々な作品で、ご一緒させていただけたら嬉しいです」と話している。
「夏目アラタの結婚」は9月6日から公開。
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