【今夜放送】「ミッション:インポッシブル3」第3弾もトム・クルーズのノンスタントアクション満載! 監督はJ・J・エイブラムス 見どころ紹介
2024年6月21日 12:00
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本日6月21日午後9時から日本テレビ系「金曜ロードショー」で、トム・クルーズ主演の大ヒットスパイアクションシリーズ第3作「M:i:III」が放送枠35分拡大・本編ノーカットで放送される。
本作では、スパイの第一線から退いて、諜報機関IMFの教官になっていたイーサン・ハント(トム・クルーズ)が、かつての教え子が拉致された事をきっかけに現役に復帰する事に。しかし、イーサンとの結婚を控えた婚約者・ジュリアが誘拐され、人質として敵のアジトに連れていかれてしまう。
本作もクルーズが自ら挑む「ノンスタントアクション」が満載。敵の戦闘機やヘリコプターから攻撃を受け、爆風に吹き飛ばされて他の車に叩きつけられたり、転がってきた大型トラックの下部をすり抜けたり、超危険なアクションシーンが展開。上海の摩天楼を舞台に、敵のアジトに潜入するため、隣の高層ビルから振り子の原理で飛び移り、高層ビルの斜面を滑落していくシーンも見逃せない! 本作の魅力を、トム・クルーズ大好き芸人こがけんが語った。
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トム・クルーズ大好き芸人こがけんです。今夜は「M:i:III」を放送します!
スパイとして活躍していたイーサン・ハントは、現役を引退し、婚約者ジュリアと幸せな生活を送っていました。ところが、婚約者ジュリアがブラックマーケットの商人・デイヴィアンに誘拐されてしまいます。「48時間以内に目的の物を入手しないと、婚約者の命は無い!」と通告されたイーサン、果たして婚約者を救い出す事ができるのか? というお話なのですが…。
やはり、このシリーズの魅力は何と言っても、トム・クルーズの体を張ったアクションです! アクションに命を懸けるトムのアクションシーンは本作でも健在です! まず挙げておきたいのは、ビルからビルへ飛び移るシーンですね。
イーサンが、上海の高層ビルの屋上からワイヤーを着けて飛び降り、振り子の原理で反対側の高層ビルに飛び移るという離れ業ですが、あの……これは、「ミッション:インポッシブル」シリーズのなかでも、指折りの無謀なミッションなんですよ! ある意味、プロが考えるとは思えない超アナログな手法ですよ! あえてのアナログで、敵の裏をかくようなミッションでもありますが、それにしても無謀なんです!
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だって、そのビルの屋上はガラス張りの急斜面なんですよ、飛び移れたとしても滑り落ちる可能性大ですよ?? 何か特殊なアイテムがあって、斜面に対策するのかと思いきや、そんなものもなく、あれよあれよと滑っていくわけです。もう、ハラハラのシーンなんですね!(笑) この、ミッションの想定では詰めきれない、行き当たりばったりな部分のハラハラ感も、まさに本シリーズ全ての作品を通じての醍醐味と言えるでしょうね! ちなみにこのスタントもトム本人がやっており、15メートルの高さを落下したと言いますから、驚きです!
そして、何より注目なのは、長い鉄橋での爆発シーンですね!! トムが爆風の勢いで車に身体を強く打ちつけるシーンですが、当時、劇場予告で何度も観たシーンです。このシーンの迫力は圧倒的です! 当初、このシーンは、スタントマンにやらせる構想だったらしいのですが、トム・クルーズ側がスタントマンを拒否! なんと、このシーンも本人が演じているんですね!
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爆発と同時にワイヤーを引っ張って、車の側面に体当たりさせるというアクションを、彼は一度では納得いかずに、結局、3テイクもやり直したんです! なんと、最後には車のドアがへこむ程の激しさだったという逸話もあります。他にも、トラックに轢かれそうになる大掛かりなシーンも見応えありますが、そういった大迫力なシーンが目立つ中で、個人的には、イーサンが鉄橋で穴を飛び越えるシーンにも注目して欲しいんです!
直径4.5メートルもの穴を飛び越えるシーンで、爆破やワイヤーアクションに比べると少し迫力は劣るかもしれませんが、彼はそれを飛び越えるために毎日何ヶ月間もトレーニングをしているんですね! それゆえのリアリティという意味では、どのシーンにも負けない迫力があると思いますので、ぜひ見逃さないで欲しいです!
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そして、今作の見どころはなんといっても、“チームワーク”です! 今回の監督、「スター・ウォーズ」シリーズなどを監督したJ・J・エイブラムスが重要視したのが、ベースになったテレビドラマ「スパイ大作戦」の醍醐味でもあった“チームワーク”だったんですね! その意味で、本作は原点回帰を目指した作品といえるかもしれません。通信機を介してのハラハラドキドキのチームプレイはかなりの見ものです!
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そして、のちにイーサンの右腕的な存在となるIMF所属のエンジニア、ベンジーは、本作が初登場。ここでは裏方的役回りですが、シリーズで回を重ねるごとにどんどん昇格していくキャラでもあります。この人物、ミッションインポッシブルシリーズで唯一のコメディパートを担う超重要な人物です! 大注目ですよー。演じるのはそれまで、主にコメディ映画でのキャリアしかなかったサイモン・ペッグ。個人的に大好きな俳優さんだったので、嬉しい異例の大抜擢でした。
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今回は、イーサンがなんとスパイを引退し、若手の訓練をしながらセミリタイア生活を送っているという、なんとも「トップガン マーヴェリック」なシチュエーションなんですが、こんなシチュエーションって、まぁこのあとに面倒事に巻き込まれるフラグがビンビンに立っている状態ですよね!(笑)
そこで、婚約者ジュリアが誘拐されるわけですが、その首謀者というのが、“ディヴィアン”というブラックマーケットの大物なんですね。その役を演じるのは、フィリップ・シーモア・ホフマン。なんとアカデミー主演男優賞、ゴールデングローブ主演男優賞を獲得したオスカー俳優で、惜しくも2014年に亡くなってしまいましたが、もう本当に素晴らしい演技力の持ち主です。
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当時、彼にはハリウッドのエンタメ大作映画に出ているイメージがなかったので、彼が本作に出ることが決まった時にはとても驚いたことを覚えています。彼は今作でブラックマーケットで暗躍する商人を演じるわけですが、さすがフィリップ、この冷淡で狡猾なキャラクターの人物造形の作り込みがすごいですね。本シリーズの中でも、最も印象に残るヴィランかもしれません。要チェックです!
さらに、本作のミッションのシーンの中には、実はセルフパロディも存在します。それは誰もが知る一作目の潜入シーンの“天井からワイヤーで吊って床スレスレで止まる”あのアクションです! そのパロディともとれるシーンがどこかのシーンで出てくるんです。
リハーサルでワイヤーの長さをミスってトムが地面に接触するというアクシデントもあったというそのシーン、物語の中の一体どのタイミングで出てくるのでしょうか? こういった、セルフパロディもシリーズものだからこその醍醐味だったりしますね! 楽しみにしておいてください。
脚本:アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー、J・J・エイブラムス
原作:ブルース・ゲラー
製作:トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー
製作総指揮:ストラットン・レオポルド
音楽:マイケル・ジアッキノ
テーマ曲:ラロ・シフリン
オーウェン・デイヴィアン:フィリップ・シーモア・ホフマン(山路和弘)
ルーサー・スティッケル:ビング・レイムス(手塚秀彰)
ジョン・マスグレイブ:ビリー・クラダップ(桐本琢也)
ジュリア・ミード:ミシェル・モナハン(岡寛恵)
デクラン・ゴームリー:ジョナサン・リース=マイヤーズ(竹若拓磨)
リンジー・ファリス:ケリー・ラッセル(藤貴子)
ゼーン・リー:マギー・Q(魏涼子)
セオドア・ブラッセル局長:ローレンス・フィッシュバーン(石塚運昇)
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