イーライ・ロス監督「ホステル」がドラマ化　ポール・ジアマッティが主演

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残虐なスプラッター映画の数々で知られるイーライ・ロス監督の代表作「ホステル」が、テレビシリーズ化されることがわかった。米ハリウッド・レポーターによれば、「ホールドオーバーズ　置いてけぼりのホリディ」（6月21日日本公開）でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたポール・ジアマッティが主演する。

クエンティン・タランティーノ製作総指揮、イーライ・ロス監督・脚本の「ホステル」（2005）は、ヨーロッパを旅行中のバックパッカーの青年3人が、外国人男性を求める美女たちがいるという噂のスロバキアのホステルを訪れるが、そこは拷問と殺人の館だったというスプラッターホラー。07年にはロス監督の続編「ホステル2」、11年にはスコット・スピーゲル監督「ホステル3」が製作された。

新シリーズは、「ホステル2」までを手がけたロスとプロデューサーのマイク・フレイス、クリス・ブリッグスの3人がカムバック。ロスがブリッグスと共同執筆した脚本をもとに監督を務め、フレイスも含めた3人が制作総指揮を務める。プロットは不明だが、ジアマッティが主要キャラクターを演じるとのこと。オリジナル映画よりさらに恐怖度を増した現代的な作品になるようだ。現在のところ、配信会社や放送局は決まっていない。

ロスは、ケイト・ブランシェット主演で人気ゲームを映画化した監督作「ボーダーランズ（原題）」（ケビン・ハート、ジャック・ブラック、ジェイミー・リー・カーティス共演）が、8月9日から全米公開。