「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」天海祐希主演で実写映画化! 特殊メイクに3時間超、監督は中田秀夫 12月13日公開
2024年6月6日 05:00
全世界累計発行部数850万部を突破している人気児童小説シリーズ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」が、天海祐希主演、中田秀夫監督のメガホンでの実写映画化が決定、12月13日に公開される。このほどティザービジュアル、ティザー映像(https://youtu.be/a1HIdmg7cyk)が披露された。
2013年の小説刊行から人気を博し、アニメ、舞台、ゲームなど様々なメディアミックスを展開、世界で愛されている、廣嶋玲子・作、jyajya・絵による「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ(偕成社刊)は、老若男女、幸運な人だけが辿り着ける、不思議な駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末を描く物語。
幸運なお客様しか訪れることができない“銭天堂”に売られているのは、どんな願いでも叶えることのできる「ふしぎ駄菓子」たち。老若男女、誰しもが「もし、こんな駄菓子があったなら…」と夢見る駄菓子が並ぶ。そんな銭天堂で店主を務めるのは、色とりどりのガラス玉のかんざしで結いあげた真っ白い髪に、真っ赤な口紅と古銭柄の赤紫色の着物を着た、紅子(べにこ)。紅子は、福引用の抽選器をまわして出た硬貨1枚と引き換えに、悩みを持つお客様が望むお菓子を売っている、年齢不詳の怪しい女店主だ。
3時間以上かけて特殊メイクを施し、完璧な紅子へ変身を遂げる天海は「紅子役をオファー頂いた時、『私で良いのだろうか』と、少々驚きましたが...とてもワクワクしてしまいました。本当に素敵な世界観で、学ぶべきこともたくさん詰まっている作品になっていますので、お子さんは勿論の事、大人の方にも楽しんで頂けると思っています」とコメントを寄せ、新たな挑戦への期待に胸を膨らませている。
「リング」(98)の大ヒット以降、近年も、「スマホを落としただけなのに」(18、20、24)シリーズや「事故物件 恐い間取り」(20)など、ホラー作で知られる中田監督にとって、本作は児童小説の映画化ということもあり、新たな挑戦となった。
天海の紅子姿について、「天海さんが演じる紅子は、そんな欲望を持ってしまった人間たちを『人生のレフリー役』として、優しくもキリリとした視線で見つめます。天海祐希にしか演じられない、唯一無二の紅子に乞うご期待です!」と大絶賛している。脚本は、「若おかみは小学生!」(18)や「映画すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」(21)、そして今年には「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」、「きみの色」の公開が控える吉田玲子。
このほど公開されたビジュアルでは、「猛獣ビスケット」、「型ぬき人魚グミ」、「子守コウモリ」と、思わず興味をかきたてられる「ふしぎ駄菓子」が並んだ店で、飼い猫である墨丸を抱いて立つ紅子が微笑む。映像では、「銭天堂」へ続く路地へ迷い込んだ一人の男の子の姿から、子供たちの素朴だけど切実な願いに合った、とっておきの「ふしぎ駄菓子」が登場。奇妙な手招きからも感じるただならぬ雰囲気、一度は訪れてみたいワクワクする世界観が広がる。「幸せになるか、不幸になるかはお客様次第…!?」と意味ありげににっこり微笑む天海演じる紅子の姿に、本編への期待が高まる。
中田監督の情熱やバイタリティに引っ張って頂き、とても熱のある素敵な現場でした。
中田監督といつかご一緒させて頂けたらと願っていたので、凄く嬉しかったです。
ぜひ、楽しみにして頂きたいです。
「銭天堂を映画化したらぜひ見たい!」と私自身の家族からの熱望が本作の契機でした。
子供たちだって、誰にも言えない願いを心に秘めています。それが人を出し抜いたり、身近な誰かを不幸にさせるものであっても、人の欲は一旦膨らみ始めると収拾がつかなくなりもします。
天海さんが演じる紅子は、そんな欲望を持ってしまった人間たちを「人生のレフリー役」として、優しくもキリリとした視線で見つめます。天海祐希にしか演じられない、唯一無二の紅子に乞うご期待です!
2024年1月、幸運にも映画の撮影現場を見学することができました。
多くの人達が一つのものを作りあげようとする独特の気迫、圧巻のセットに、ただただ感動しました。
なにより、天海さんの紅子に圧倒されました。
妖艶で、ミステリアスな雰囲気をまとった紅子そのもの。
その演技に引きこまれ、ゾクゾクしました。
いったい、どのような映画になるか、本当に完成が待ち遠しいです。
そして、映画にたずさわった方々全員に、心から感謝いたします。
実写化のお話をいただき、とてもうれしかったです。
撮影現場にお邪魔する機会があり、そこには本から飛び出たような銭天堂の世界が広がっていました。店内にならぶ沢山の駄菓子に目を奪われ、天海さんが演じる紅子さんからは、本の中の紅子さんが放つような堂々たるオーラを感じました。完成を楽しみにしています!
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