舞台「弱虫ペダル」最新作が東京で今夏上演 12年続いた「ペダステ」シリーズの最終公演に
2024年5月28日 16:00

舞台「弱虫ペダル」最新作のタイトルが「舞台『弱虫ペダル』Over the sweat and tears」に決定した。2012年から12年続いてきた「ペダステ」シリーズの最終公演となり、8月31日~9月8日に東京・シアターHで行われる。
原作は、「週刊少年チャンピオン」(秋田書店刊)で連載中の渡辺航氏による自転車ロードレース漫画。主人公・小野田坂道、今泉俊輔、鳴子章吉らが所属する総北高校自転車競技部が、箱根学園、京都伏見高校といったライバル校と激闘を繰り広げていく。舞台版となる「ペダステ」シリーズでは、キャストが自転車ハンドルを手に、舞台装置を「パズルライダー」が人力で動かすことでレースの臨場感を表現する「パズルライドシステム」が大きな特徴で、舞台10周年を迎えた22年には、キャストを一新して「舞台『弱虫ペダル』The Cadence!」、23年には「舞台『弱虫ペダル』THE DAY 1」、24年3月には「舞台『弱虫ペダル』THE DAY 2」が上演された。
スタッフは、「ペダステ」シリーズでもおなじみの顔ぶれが集結。脚本およびレース演出メソッド創作/監修を西田シャトナー、演出を過去シリーズで手嶋純太を演じていた鯨井康介、音楽をmanzoが手がける。
公演の概要やキャスト、チケット情報などは後日発表される。スタッフ陣および主催からのコメント全文は以下のとおり。
自転車は、ただ2つの車輪で自立し、人間を獣より速く走らせる。それを見たことのない人には信じられない、思い込みをつくがえす、魔法のような乗り物です。
こんな不思議の実在が世界の真実なら、どんな不可能そうなことも、私達は必ずやれる。そのことが、原作「弱虫ペダル」にもずっと描かれています。
この夏私達が皆さんにお見せするのは、この物語の中でもとびきりの奇跡を主人公たちと観客たちが成し遂げる、最高のレースです。
ご期待ください!
舞台「弱虫ペダル」は、私にたくさんのチャンスと夢をくれました。
それを掴み取ろうと、頭と脚を回して回して。また回して。そうやってもがき続けた日々が、遂に一つのゴールを迎えようとしています。
これまでペダステを愛し、時には沿道の花々として共に作品を彩ってくれた皆様に心からの感謝を申し上げます。「ペダステ」って、本当にファンタスティックですね。
遂に今作最終章。涙と汗の向こうに、何が待っているのか。頼もしい仲間と、皆様と共に探しにいきたいと思います。
以来、13年にわたって今回の最終公演まで音楽に携わらせていただきました。
稽古場でキャスト・スタッフさんが懸命にペダルを回す中、私は仕事場で全力で音楽制作というペダルを回し続け、いかに音楽家として健やかに育ててもらったかと思うと感謝してもしきれません。
キャスト・スタッフさんが懸命にゴールを目指すのと同じく、今回も今まで通り私は全力でペダルを回します。
皆さま、その熱を、是非劇場で体感してください!
13年前、舞台化をご提案した際に、渡辺航先生からいただいた条件は「必ず実現する」ということ。それは、非常に簡潔で、大変な難題でした。
まだ誰も見たことのない景色を目指し、道なき道を走る不安は計り知れないものでした。
しかしそれ以上に、未踏の場所へ辿り着けるかもしれないという期待感、突破するしかないという意地、カンパニー全員が「弱虫ペダル」を愛し、演劇を愛し、プロフェショナルとして全力で根性注入し、涙と汗を越え、繋いできたハンドルを、道を、受け継ぎながらも、変わらずここまで走り続けてきました。
この作品には、皆のかけがえのない「青春」が詰まっています。
本作、「舞台『弱虫ペダル』Over the sweat and tears」をもって「ペダステ」はシリーズとして大きな区切りを迎えます。
2012年2月1日の開幕から12年という時間を、舞台「弱虫ペダル」という一本道を皆様と共に走ってこられたことを、何よりも誇りに思います。
これまで舞台「弱虫ペダル」を愛し、応援いただき、誠にありがとうございました。
最終公演「舞台『弱虫ペダル』Over the sweat and tears」。
劇場にて、皆様のご来場をお待ちしております。
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