ハラスメント地獄! 女性にとっての恐怖を描く新感覚フェミニスト・スリラー「ロイヤルホテル」7月26日公開
2024年5月22日 17:00
パワハラやセクハラ、女性差別の恐怖を描く、フェミニスト・スリラー「ロイヤルホテル」が、7月26日公開される。このほど、場面写真、予告編(https://youtu.be/vvVx5qRtwko)が披露された。
職場におけるハラスメント問題を題材にした「アシスタント」の監督キティ・グリーン&主演ジュリア・ガーナーが再タッグを組んだ本作は、オーストラリアの荒野にたたずむ「ロイヤルホテル」という名のさびれたパブを舞台に、ワーキング・ホリデーに来た女性2人に襲い掛かる身の毛もよだつ悪夢を描いた新感覚のフェミニスト・スリラー。
2016年に「Hotel Coolgardie(原題)」としてドキュメンタリー映画化された、オーストラリアに実在するパブがモデルとなっている。このドキュメンタリーは、フィンランドの女性バックパッカー2人が住み込みで働く中でハラスメントを受ける様子を詳細に記録。本作を手掛けた監督のキティ・グリーンは審査員を務めたある映画祭でこのドキュメンタリー映画を目にし、そこからインスピレーションを受け「アシスタント」(19)の主演ジュリア・ガーナーやスタッフを再集結して劇映画として作り上げた。
ハンナ(ジュリア・ガーナー)とリブ(ジェシカ・ヘンウィック)は親友同士。旅行で訪れたオーストラリアでお金に困り、荒れ果てた田舎にある古いパブ「ロイヤルホテル」に滞在し、バーテンダーとしてワーキング・ホリデーをすることに。単なる接客バイトかと思いきや、彼女たちを待ち受けていたのは、飲んだくれの店長(ヒューゴ・ウィービング)や荒々しい客たちが起こすパワハラやセクハラ、女性差別の連続だった。楽観的なリブは次第に店に溶け込んでいくが、真面目なハンナは孤立し精神的に追い込まれ、2人の友情は徐々に崩壊していく。
2023年9月に第50回テルライド映画祭、続く第48回トロント国際映画祭でも上映され好評を博し、「燃ゆる女の肖像」「パラサイト 半地下の家族」などのヒットが続く新進気鋭の映画スタジオNEON配給により2023年10月に全米公開。限定公開ながらもクリーンヒットとなり、最後のラストシーンを巡っては物議を醸した話題作だ。
予告編は親友同士の主人公ハンナ(ジュリア・ガーナー)とリブ(ジェシカ・ヘンウィック)が、ワーキング・ホリデーで稼ぐため、たどり着いたパブ「ロイヤルホテル」で起こる客たちからのハラスメントにより、次第に追い詰められていく様子が描かれている。「賢い○○犬め」と衝撃的な差別用語を放つパブの店主ビリー(ヒューゴ・ウィーウィング)、「前かがみで酒を出しな」と揶揄う中年女性客、ちょっかいを出す男性客に「しつこい」と注意した途端、椅子を蹴り上げ脅す男性客など、ハラスメントのオンパレードという恐ろしい映像に仕上がっている。
7月26日から、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開。
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