【何があったの?】“高木さん”永野芽郁&“西片”高橋文哉、ステージ上で見つめ合って急接近!
2024年5月16日 20:27
山本崇一朗氏の大人気コミックを実写映画化した「からかい上手の高木さん」の完成披露試写会が5月16日、都内で行われた。映画版は中学生時代から10年後の再会を描く、オリジナルストーリー。大人になった高木さんを演じる主演・永野芽郁、西片役で共演する高橋文哉が登壇し、ファンに映画の完成を報告した。
隣の席になった女の子・高木さんと、彼女に何かとからかわれる男の子・西片の“からかい”をめぐる日常を描いた原作から10年後。母校で体育教師として奮闘する西片(高橋)の前に、高木さん(永野)が教育実習生として現れる。原作者の出身地で、物語の舞台でもあることから「高木さんの聖地」として知られる香川県小豆島で全編撮影を敢行した。
永野は小豆島に滞在した1カ月半を「いろんなお店で食事をしましたし、居酒屋さんを経営している方や、スナックのママさん、たくさんの島の方々と交流しました」と振り返り、撮影後に再訪した際には「お店に映画のポスターを飾ってくださり、とても楽しみにしてくださっていた」と感謝を示した。
高橋も「好きなご飯屋さんが見つかり、週に2回は行っていた」と島での出合いを明かし、「実はマネージャーさんが(店主と)連絡先を交換していて、僕のところに米10キロ、みかんを段ボール2個分、それにオリーブオイルを送ってくださった。皆さん、とても人情深いんです。こちらからも、雑誌やカレンダーにサインを書いてお返しした」と笑顔で語った。
舞台挨拶の途中には、永野と高橋が見つめ合って急接近する場面も。客席から歓声があがるなか、永野は「文哉くんが汗をふいたら、顔に(ハンカチの)糸くずがついちゃったみたいで」と事情を説明した。
永野と高橋は初共演で「役のまんまの関係性で、私が文哉くんをいじることが多かった」(永野)、「普段はからかう側なんですが、永野さんと出会って、からかわれる側になりました」(高橋)。物語の設定にちなみ、「10年続けていることは?」と問われると、永野は「ラーメンです。大好きなので、毎日食べています!」と即答。高橋は10年以上愛用している毛布を挙げ、「物心ついてからずっと一緒で、夏も冬も1年中使っている」と話していた。
完成披露試写会には、共演する江口洋介、鈴木仁、平祐奈、前田旺志郎、志田彩良、今泉力哉監督(「愛がなんだ」「街の上で」)が出席した。江口は、TBSドラマストリームで放送中の実写ドラマ「からかい上手の高木さん」にも田辺先生役で出演し、実写ドラマと実写映画をつなぐ存在だ。永野、高橋の演技について、「ふたりの演技が似ているんですよ。目の動きとか。すごく研究しているなと思った」と、ドラマ版で共演した高木さん役の月島琉衣、西片役の黒川想矢と比較しながら、感心しきりだった。
「からかい上手の高木さん」は5月31日から公開。イベント登壇者の役名、役どころは以下の通り。
役どころ:中学時代は何かと西片をからかい続けたが、ある理由で故郷の島を離れることに。それから10年後、母校の教育実習生として島に戻り、体育教師となった西片と再会を果たす。
役どころ:中学時代は、高木さんに何かとからかわれ、どうにか高木さんにからかい返そうと策を練るもいつも見透かされてしまい失敗していた。現在は母校で体育教師をしている。
役どころ:桃見中学校の教頭。高木さんと西片の中学生時代の元担任教師。陰ながらふたりの関係を見守っている。
役どころ:高木さんと西片の中学校の同級生で、西片の友人。いまは母校で教師として働く、同僚でもある。中学生時代から付き合っていた、真野と婚約している。
役どころ:高木さんと西片の中学校の同級生で、高木さんの友人。中学生時代から付き合っていた、中井と婚約している。
役どころ:高木さんと西片の中学校の同級生。中学生時代から片思いしていた北条と付き合うも、いまは破局中。
役どころ:高木さんと西片の中学校の同級生。幼なじみである浜口と付き合うも、破局中。いまも復縁を申し込まれているが断っている。
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