「アベンジャーズ」監督、マーベル不振は「スーパーヒーロー映画疲れが原因じゃない」と主張
2024年5月1日 21:00

かつてはヒット映画の代名詞といわれたマーベル映画が、最近、映画興行で苦戦している。多くの専門家やファンが「スーパーヒーロー映画疲れ」を指摘しているなか、「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」から「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ エンドゲーム」という4作を手がけたルッソ兄弟は、GamesRader+の取材において別の視点を提供している。
「エンドゲーム」をもってジョーとアンソニーのルッソ兄弟はマーベルを離れ、自分たちの製作会社AGBOを通じて、Netflix向けに「タイラー・レイク 命の奪還」「タイラー・レイク 命の奪還2」「グレイマン」、Apple TV+向けに「チェリー」、Prime Video向けにテレビシリーズの「シタデル」を手がけている。ほかにもアカデミー賞受賞の「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」を製作するなど、幅広い作品に関わっている。
そんななかで、メディア消費に対する世代間ギャップに気づいたという。ジョー・ルッソは以下のように分析する。
「映画館で特定の日時に予定を入れて視聴することに慣れている世代は、高齢化が進んでいる。一方、若い世代は『いますぐ欲しい、いますぐ処理したい』と考えており、彼らは同時進行で複数のものを処理する。 これまでとはまったく違う時代がきているんだ。マーベルを含め、誰もが同じこと、つまり、この転換期に直面している。これが大きく作用しているのだと思う」
ルッソ兄弟によれば、映画界はいままさに過渡期にあり、スーパーヒーロー映画のみならず、人々がどのような映画をどのように受け取るのか、模索しているところだという。
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