松居大悟監督最新作「不死身ラヴァーズ」ロケーションも魅力の新場面写真とメイキング映像公開!
2024年4月29日 10:00
構想10年「諦めることができなかった」と松居監督を魅了した高木ユーナ氏の漫画「不死身ラヴァーズ」が原作。連載時から「今までに読んだことがないジャンル」と話題になった漫画が、松居監督ならではの手腕で、切ない想いが交差する無防備な恋愛映画に仕上がっている。主演は見上愛。佐藤寛太、青木柚、前田敦子、神野三鈴らが共演。
長谷部りのが“運命の相手”と信じて追いかけるのは、両想いになった瞬間、この世界から忽然と消えてしてしまう甲野じゅん。二人は人生の中で何度も出会い、その度にりのは「好き」と伝え、両想いになり、じゅんが“消える”という出来事を繰り返していく。それでも諦めないりののどこまでも真っすぐな「好き」が奇跡の結末を起こす。

今作の撮影は、山梨や千葉、神奈川などでのロケを中心に行われ、松居監督がこだわり抜いたカメラアングルやロケーションも魅力のひとつ。例えばカラフルな家々をバックに、りのが全速力で走るシーンは、神奈川県平塚市の湘南日向岡団地近隣で撮影された。ロケ地は松居監督自身が東海道新幹線に乗車中に偶然見つけ、そのファンタジックな街並みが今作とマッチしていると感じ、撮影に至ったという。
また、物語の中盤で、りのがじゅんの実家である古民家を訪れる場面では、山梨県甲州市にある「もしもしの家」で撮影された。「もしもしの家」は江戸末期に創建され、改修されながら利用されていた古民家を、NPO法人「山梨家並保存会」が、田舎暮らし体験施設として復元したもの。その名前の由来は、当時この古民家にだけ電話があり、集落中の人たちが電話を借りに来ていたことから「もしもしの家」と呼ぶようになったそう。多くの人が、ここに何度も訪ねて、コミュニケーションをとって欲しいという願いをこめて名前をつけたといい、何度も思いを伝える今作のストーリーと重なる。

メイキング映像では、「もしもしの家」で松居監督と打ち合わせをする見上や、古民家をバックにバドミントンの練習をする見上と佐藤の姿が捉えられている。りのがじゅんと大学仲間とコテージでBBQを楽しむシーンは千葉県館山市のオーシャンリゾート館山で撮影。佐藤も「すごくいい場所で撮影させてもらった」と振り返っている。映画は5月10日からテアトル新宿ほか全国公開。
(C)2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会 (C)高木ユーナ/講談社
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