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「あなたは私の子どもなの」 杏、記憶を失った少年に人生最大の嘘をつく「かくしごと」本編映像

2024年4月1日 12:00

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「この子の母になる」という強い覚悟が滲み出る緊迫の1シーン
「この子の母になる」という強い覚悟が滲み出る緊迫の1シーン
(C)2024「かくしごと」製作委員会

が主演を務め、ひとつの嘘から始まる疑似親子を描く映画「かくしごと」から、本編映像がお披露目。主人公・千紗子()が、ある出来事をきっかけに出会った少年に「あなたは私の子どもなの」と人生最大の嘘をつくシーンが切り取られている。

生きてるだけで、愛。」の関根光才監督が、「ミステリー作家が描く感動小説」として高く評価される、北國浩二氏の「嘘」(※「嘘」は正字)を映画化。をはじめ、奥田瑛二中須翔真安藤政信佐津川愛美酒向芳木竜麻生和田聰宏丸山智己河井青葉らが共演した。

長年確執のあった父親・孝蔵(奥田)の認知症の介護のため、田舎へ戻った絵本作家の千紗子は、ある日、事故で記憶を失った少年(中須)を助ける。少年に虐待の痕を見つけた千紗子は、彼を守るため、自分が母親だと嘘をつき、一緒に暮らし始める。疑似親子はやがて、本物の親子のようになっていくが、そんな幸せは長くは続かなかった。

本日4月1日のエイプリルフールに合わせ公開された本編映像が映すのは、千紗子と少年が迎えたある朝の光景。千紗子が「何か思い出した?」と尋ねるも、少年は暗い表情で俯く。そんな彼の頬を包み、「そんな顔しないで」とほほ笑む千紗子は、まるで本当の母親のよう。そして、千紗子は少年の両手をとり、「あなたのこと、教えてあげる」「あなたは私の子どもなの」と嘘をつき、“拓未”という名前を教える。嘘を伝える瞬間の張り詰めた空気に、千紗子の「この子の母になる」という強い覚悟が滲み出る緊迫の1シーン。千紗子のついた嘘と覚悟の裏には、過去のある出来事が隠されており、本編が気になる仕上がりだ。

本作のプロジェクトは、原作(2011年発刊)の嘘で描かれるテーマに深い感銘を受けた河野美里プロデューサーが、2012年に出版社へ映画化の希望を伝えたところから始まった。河野プロデューサーは、「最初に読んだ時は父と娘のストーリーに感動して、号泣してしまいました。しばらくして自分が出産した後にまた読み返したら、今度は主人公と少年の絆に胸を打たれました。いろんな世代の人に響く作品だと思い、ぜひ映画化したいと思いました」と、その魅力を熱弁する。

河野プロデューサーが挙げた、いくつかの候補作品から同書を選んだ関根監督は、「読んでみたところ、これは個人的にチャレンジしたい題材だと思ったことが始まりです。虐待や老人介護などテーマが社会問題だから扱いたいというよりは、個人的に気になっていることとして、向き合ってみたいという気持ちを強く持ちました」と語る。「僕はじいちゃん子で育ったんですけど、その祖父が認知症になってしまって。でも、当時、僕は中高生でしたが、その現実をよく分かってなかったんですよ。当時の僕がこういう本を知っていて、情報を得ていれば、あの時ああしてあげられたな、こうしてあげられたなって思いました。また、個人的に子どもへの、凄惨な虐待事件も気になっていたこともあります」と、映画化を決断した理由を明かす。

あわせて、原作者・北國氏からのコメントも披露された。

「これは葛藤の物語。親子の絆、犯罪、介護、認知症、虐待など多様な要素が複雑に絡むなか、登場人物それぞれが苦悩のうちに葛藤する。なかでも主演のさんはその揺れ動く心を、また、母としての愛と決意を、さらには娘としての想いまで見事に表現し、惹き込まれる。小説と違うラストシーンには、この先千紗子と少年がどういう道を辿るのかと想像力を掻き立てられた。『嘘』ではなく『かくしごと』の世界は、人がふだん隠している感情が露呈し、罪や愛、怒りや悲しみ、後悔と希望、そしてやさしさがあふれ出す世界だ。ぼくは何度か涙した。心を温めてくれる涙だった」

かくしごと」は、6月7日から東京のTOHOシネマズ日比谷、テアトル新宿ほか全国で公開。

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