妻夫木聡、北川悦吏子作品に「オレンジデイズ」以来20年ぶり参加!渡辺謙と共演「生きとし生けるもの」5月6日放送
2024年2月29日 06:00
テレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル「生きとし生けるもの」が、5月6日の午後8時から放送されることがわかった。妻夫木聡が、同局のドラマに初出演で初主演を飾り、ハリウッドでも活躍を続ける渡辺謙と共演。脚本は北川悦吏子(「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」)が担当。なお、北川作品に妻夫木が出演するのは「オレンジデイズ」以来20年ぶりとなった。
本作は、人生に悩む医者と余命宣告された患者の2人が、人は何のために生き、何を残すのかという永遠の問いの答えを求めながら各地を巡るヒューマンドラマ。監督は、映画「余命1ヶ月の花嫁」「月の満ち欠け」「母性」などを生み出した廣木隆一、音楽は大友良英が務める。
妻夫木が人生に悩む内科医・佐倉陸役、渡辺が陸と旅をする余命宣告を受けている男・成瀬翔役として登場。渡辺は、7キロの減量をする“役作り”で本作に挑んだ。
佐倉陸(妻夫木)はたぐいまれなる才能を持った外科医だったが、あるときからメスを握れなくなる。精神的にも追い詰められた結果、外科を追われ内科医となった。入院患者と向き合う日々が続く中で、余命宣告されたがん患者である成瀬翔(渡辺)の担当医に。繰り返される手術と抗がん剤治療にうんざりした成瀬は陸に「殺してくれよ」と言った。陸はあっさりと「いいですよ」と。「でもその前に、やりたいことはありませんか」。そして2人は病院を抜け出し、バイクで旅に出た。キャンプをしたり、生まれた街へ行ったり、初恋の人に会ったり。成瀬はたびたび体調を崩すが、主治医である陸がついているから安心だった。しかし、陸は密かに「ある薬」を持っていたのだった…。
「生きとし生けるもの」は、5月6日の午後8時~9時54分にテレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送で放送。3月6日には、文藝春秋よりノベライズ文庫が発売される。コメントは以下の通り。
この物語に、生と死に関してはっきりした結論があるのかどうかもわからない。答えなんてない中で、私たちは、ただ、生き続けるのかもしれない。
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