池松壮亮「僕はイエス様が嫌い」奥山大史監督の商業デビュー作に出演! ハンバート ハンバート代表曲と同名タイトル
2024年2月29日 12:00

池松壮亮が、「僕はイエス様が嫌い」の奥山大史監督の最新作「ぼくのお日さま」に出演していることがわかった。同作のタイトルは、「ハンバート ハンバート」の代表曲と同名タイトル。主題歌も「ハンバート ハンバート」が担当している。公開は今秋を予定し、既にフランスでの公開も決定した。
監督の奥山は、大学在学中に制作した長編初監督作「僕はイエス様が嫌い」で、史上最年少となる22歳で、第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞。是枝裕和監督、岩井俊二監督らにも一目置かれ、是枝裕和総合演出のNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」で5、6、7話の監督・脚本・編集(5話は是枝監督との共同監督回)を務めたほか、3月4日から放送開始するNHK夜ドラ「ユーミンストーリーズ」では、第3週「春よ、来い」(主演:宮﨑あおい)の演出を担当。本作は長編2本目、商業デビュー作となるが、すでに世界各国の国際映画祭ディレクターから新作を期待されている新鋭監督だ。

「ぼくのお日さま」は、雪の降る街を舞台に、吃音をもつホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートをを学ぶ少女さくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川の3人の視点で紡がれる物語。奥山監督が子どもの頃に約7年間フィギュアスケートを習っていた経験から「雪が降り始めてから雪が解けるまでの少年の成長を描きたい」と本企画をスタート。プロットを考える中で「ハンバート ハンバート」の楽曲「ぼくのお日さま」と出会い、その歌詞を聞いた途端「主人公の少年の姿がはっきり浮かび、物語がするすると動きだした」という。

一方、本企画をスタートさせる前後に、奥山が総監督を務めた「エルメス」のドキュメンタリーフィルム「HUMAN ODYSSEY ―それは、創造を巡る旅。―」で池松と撮影を共にしている。池松の佇まいに魅せられ、この物語に大人の目線を加えたいと思ったことから「夢に敗れた元フィギュアスケート選手のコーチ・荒川」という池松が演じたキャラクターが作られた。
楽曲「ぼくのお日さま」は、「ハンバート ハンバート」が2014年に発表したアルバム「むかしぼくはみじめだった」に収録されている。これまで主題歌オファーがあっても断ってきたほど大切な楽曲だったが、奥山からの手紙を読んで、オファーを快諾したようだ。
なお、デビュー作「僕はイエス様が嫌い」に続き、本作でも監督、撮影、脚本、編集を手がける奥山は、スケートを滑りながら、カメラを回している。本作は、釜山国際映画祭2022で行われた世界40カ国288企画からなる「Asian Project Market(APM)2022」で「ARRI アワード」 を受賞しているほか、これまで濱口竜介監督、三宅唱監督らの作品を世界へ紹介してきたフランスの会社「シャレード」による海外セールスも決まっており、黒沢清監督や深田晃司監督の作品をフランスで公開してきたアートハウス・フィルムズの配給により、11月にフランス公開される予定だ。
「ぼくのお日さま」は、今秋にテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国公開。コメントは以下の通り。



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